【WinUp個別】OSアップグレードやWinUp後の無線LANトラブルの回避
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キーワード:無線LAN、切れる、つながらない、接続できない、不安定、Windows Update、アップグレード、Windows10、8.1、8、7、解決法
◎最終更新日:2016/1/2
・結論要約
表題の通り主に無線LANでインターネット(親機に)に接続できないトラブルの解消/解決というより、「新たな機材の購入で元からたってしまうことで今後も極力トラブルを発生させない回避法の記事」です。
この回避策をとった場合有線LANが有効でありさえすれば「インターネットそのものににつながらない」という事態は100%発生しません。
◎ ただし今後のOSアップデートなどで、ルータのセキュリティー設定との整合性が取れなくなった場合など「有線接続でも特定のサイトをロストする」場合は対応できません。
その場合、次のような対処が必要になります。
・ルータのファームウエアアップデート
・ルータのセキュリティーレベルを下げる、無効にする
・対象機材/OS/ソフト
無線LANの親機と子機 / Windows OS全般
・対象読者
OSアップグレード後にトラブルが発生している方、Windows Update後にトラブルが発生している方、どうも接続が切れてしまうことのある方
・本文
【Windows 10 無償アップグレード】適用後の不具合情報【まとめ~2015/8/31】に、mさんからレノボのPCでインターネット接続が途切れてしまうというコメントをいただきました。
そのような場合に、PCそのものの設定やモデム/ルータ、終端装置などを見直すことで解決を図ることができればよいのですが、実は「無線子機やPCのLANパーツのドライバがない場合」などは徒労に終わってしまうことがままあります。
さらに、ノートPCなどの場合は部品を交換するのが難しいため「USB接続の子機」を購入することになってしまいます。
家庭の外に持ち出してという場合にはUSB子機のように小さなものが便利ですが、家庭内で使用する場合はいっそのこと無線親機とセットの商品を購入するのが良いでしょう。
記事コメント欄より引用
mさん:
無線LAN切れは当方では40Mの帯域ボタンをデサーブルからイネーブルで直りました
lenovo u165です私:
>Mさん、コメントありがとうございます。よろしければもう少し詳しく教えていただけると助かります。mさん
どうも、じつは一晩はキープしたのですが朝切れました、残念です、もう少し調査しまします、最悪カード交換ですかね、でもLENOVOは動かないカードも有ると聞きます、だからリスク伴いますね。私:
>mさん
実は無線LANに関しての絶対的解決策というのはあります。「イーサネットコンバーター」を使用することです。光終端装置/モデムルータなどの無線LAN親機 ⇒ イーサネットコンバーター ⇒(有線)⇒ お使いのPCへという接続になります。
この方式では、無線LAN親機とイーサネットコンバーターの間で「ハードウエアコネクト」という形であるため「PC側のOSバージョンやドライバに一切左右されずに」インターネット接続ができます。
また、無線から有線ということで多少の速度ロスが出るのですが「実際にはPCなどの無線LANカード等と比較して実効速度が上回るため使用上の速度はイーサネットコンバーターを使用した方が高くなる」ということが多いようです。
以前はTVを接続するために単品製品も結構な数があったのですが、現在単品はあまり販売されていません。規格の違いやメーカー間の相性などによる不都合もあったようです。(速度が出なかった場合などにも異なるメーカーのものだとお互いに相手側の責任とたらいまわしにされてしまった方もいるようです。)
そのため、もし検討するのでしたら、セットになっているものを購入するほうが良いでしょう。なお、この手の製品ではNECのものの評価が高く「NEC AtermWG1200HP」などはかなり高価ですが「価格コムの売れ筋19位」になっています。
AtermWG600HP イーサネットコンバータセット PA-WG600HP/E
NEC AtermWG1200HPイーサネットコンバータセット
思い切って導入した場合はどうなの?
デメリット:
・購入費が発生する。
・子機(イーサネットコンバータ)が比較的が大きくコンセントが必要。
・親機がある場所以外で使用するために持ち運び用のUSB子機も購入する場合が出てくる。
メリット:
・OSやUSB子機、LANボードなどのドライバに左右されず安定した通信ができる。
子機(イーサネットコンバーター)と親機のハードウエアコネクションであるためです。OSを変えようが新しいPCをつなごうが全くノーメンテナンスで使用ができ、OS側由来の不都合は発生しません。
・実効速度が上がるケースが多い。
この点は、ほとんどの場合に恩恵があります。
例…PC側の機器がA/Cなど速度の高い規格であってもアンテナの受信感度やPCの向きの問題(アンテナの受信指向性)があるため、親機と子機(イーサネットコンバータ)間の方が受信電波強度が高くなります。
このため、同じ規格であっても実効速度が大幅に上昇する場合も多いようです。もちろん速度の高い規格のものに変更される場合は言わずもがなです。
Moer
あなたの家のインターネット回線も多くの場合は光回線と思います。ギガビットなどという方もたくさんいるのではないかと思うのですがどうでしょうか?
ところで、実際にインターメット回線でのダウンロード速度ということで考えると「非常に速い相手側との通信で上限は70~100Mbps」になります。
原因は、10トントラックであっても相手側が1トンしか積んでくれない、300㎞で安全に走行できる道路でも最高速度100㎞の車では100㎞しか速度を出せないということです。
1秒間に10トンX10台=合計100トンを送ることができても、送り出す側の積み込める貨物(パケット)の上限が10トンだとすると、実際には10トン積みこんだダンプを一台か合計10トンを積み込んだ何台かのダンプを出発させることしか出しません。
相手側の設備や、HDD/SSDなどのストレージの読み出し能力を複数の人で同時に利用していますので仕方のないことです。
そのため、現時点では無線LANのカタログ速度がどの程度のものを購入しておけば無駄がないのかということになると次のようになります。
実際にダウンロードできる上限 ⇒ 70Mbps程度
カタログ値と実効速度のかい離 ⇒ カタログ値の20~35%程度
よって、70Mbps X 100/20~30 = 350~230Mbps 程度。
つまり、比較的安価なものでという場合「カタログ値で400Mbps」をうたっている製品であれば「十分な速度が出る」ことになります。
あとは、3階建ての家、電波の障害となるものが多い家、どうしてもかなり離れた場所で通信することになるなど個々の条件次第という部分が大きくなり、中継器を設置するなどの手段が必要になります。
そのような場合は、もう少し速度の出るものを購入するのも良いと思います。また、今後どの程度までダウンロード速度が上がるのかはわかりませんが、一般に高速度をうたうルータの方が(チップセットなど)内部部品自体に高性能なものを使用しています。
◎ 記事コメント欄の引用でも書いていますが、AtermWG600HP イーサネットコンバータセット PA-WG600HP/E安値7000円前後、NEC AtermWG1200HPイーサネットコンバータセット 安値14000円前後となっている二つの製品ですが、この分野の商品ではNECさんの評価が本当に高いです。
特に「NEC AtermWG1200HPイーサネットコンバータセット」は14000円前後の商品にもかかわらず価格.comの売れ筋ランキングでは常時20位以内となっています。
バッファローさんやアイ・オー・データさんなどにも同様の商品があるのですが、自分なら「まず間違いなく」NECさんの商品を選びます。
PS. ご存知の方も多いかと思いますが、「サポートへの電話がつながりにくいなんてものではないメーカーさん」もあります。その点でもNECさんの製品がおすすめな気がします。