【WinUp個別】Win7の共有障害回避とMSコミュでの障害に関するその他の質問状況【2019/1/11】
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「Win7の共有フォルダなどの不具合/障害回避」中の錯誤を招きかねない記述と間違いを訂正しました。(緑字部分)
深くお詫び申し上げます。どうぞご寛容ください。
この記事について |
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OS別・不具合ジャンル別にまとめた情報をお届けします。
障害の予防や不具合が発生した時の判断材料、解決策探しに役に立てば幸いです。
Win7の共有フォルダなどの不具合/障害回避
「Win7の共有フォルダなどの不具合/障害回避」中の錯誤を招きかねない記述と間違いを訂正しました。(緑字部分)
深くお詫び申し上げます。どうぞご寛容ください。
2019年1月8日 – KB4480970(月次ロールアップ)・・・KB4480960も同じ
このアップデートの既知の問題
症状(絶賛放置中のネットワーク障害)
この更新プログラムを適用した後に、ネットワークインターフェイスコントローラが一部のクライアントソフトウェア構成での作業を停止することがあります。これは、見つからないファイルoem .infに関連した問題が原因で発生します。正確な問題のある構成は現在不明です。回避策
ネットワークデバイスを見つけるには、devmgmt.mscを起動します。他のデバイスの下に表示されることがあります。
NICを自動的に再検出してドライバをインストールするには、[ 操作 ]メニューから[ ハードウェア変更のスキャン]を選択します。
または、デバイスを右クリックして[ 更新 ]を選択して、ネットワークデバイス用のドライバをインストールします。 次に、[ 自動的に検索して更新されたドライバソフトウェアを検索する]または[ マイコンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索する]を選択します。
症状(認証不具合、ボリュームライセンスのみ?)
ボリュームライセンスを取得したWindows 7 KMSクライアントで、2019年1月8日以降に開始されるライセンス認証の失敗および “正規品ではない”通知が報告されています。通知は述べることができる:「Windowsは本物ではない」
“お使いのコンピュータはWindowsの偽造コピーを実行している可能性があります。”
画面上のエラーおよびログに記録されたイベントは、“ xC004F200(純正品ではない)”を参照してください。回避策
注:この問題の発生時期は、2019年1月8日火曜日にリリースされた1月の更新プログラム(KB4480960およびKB4480970)のリリースと一致しています。これらのイベントは関係ありません。この問題は、バックエンドのMicrosoftのライセンス認証および検証サーバーで修正されています。この問題の影響を受ける場合は、サポート技術情報の記事KB4487266のガイダンスに従ってください。
症状(ファイルなどの共有不具合のMS公式回避策)
地元の「管理者」の一部であるローカルユーザーはグループが1月8日インストール後のWindows Server 2008 R2およびWindows 7のマシン上でリモートからのアクセスの共有をすることができないかもしれない目、2019セキュリティ更新プログラムを。これは、ローカルの “管理者”グループのドメインアカウントには影響しません。回避策
この問題を回避するには、ローカルの “Administrators”グループに属していないローカルアカウント、またはドメインユーザー(ドメイン管理者を含む)のいずれかを使用します。今後のリリースで修正プログラムが提供されるまで、この回避策をお勧めします。
MS公式では「ローカルの “Administrators”グループに属していないローカルアカウント、またはドメインユーザー(ドメイン管理者を含む)のいずれかを使用」という回避策なのですが、敷居が高いというか、工数がかかるので「よく意味が分からないという人にはどうにもならないアドバイスですし、企業などで多台数のPCのユーザー設定を変更する」ということも現実的ではない気がします。
残りの手段は二つです。
1)KB4480970(4480960)をアンインストール・・・セキュリティー上問題あり
2)レジストリを変更する
このブログとしては、KBは適用の上「2)レジストリを変更する」というのを推奨します。(手順等間違いはないと思いますがあくまで自己責任での操作となります)
手順
1)「Winキー + R」でファイル名を指定して実行を呼び出し、「 regedit 」と入力しレジストリエディタを起動
2)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows
\CurrentVersion\Policies\systemを探します。
3-1)通常、最後のsystemを展開しても中にはAuditとUIPIの二つしかないと思います。を見てもLocalAccountTokenFilterPolicyはないと思います。
ここに、LocalAccountTokenFilterPolicyというDWORD(32ビット)値を作成し、値のデータを1に設定しますがしばしお待ちください。{もしLocalAccountTokenFilterPolicyがある方はDWORD(32ビット)値を1に変更します。}
不具合や失敗と(多台数に適用する場合の)手間を避けるため以下の手順を踏みます。
注意:実行前にできる限りのソフト/アプリ/サービスを終了/停止した状態で手順を実行してくださいね。
例:msconfigでMSのサービス以外はすべて停止。タスクマネージャーないしはAutorunsを利用して不要なスタートアップを停止。
念のためという側面もありますが、システムを変更するような操作時には「基本的に不要なソフト/アプリ/サービスは停止する」のが原則です。
3-2)当該フォルダ(HKEY_LOCAL_MACHINE\・・・\systemを選択し、ファイルタブからエクスポート ⇒ 例えば「2019-1-11 ファイル問題regバックアップ」など名前を付けて絶対に無くさないように保存しておきます。(将来元に戻すときに使用します。このファイルがあれば追記部分:万が一の場合でもインポートすることで状態が正確に書き戻せます)
追記部分:また、システムを選択した状態で、元に戻すときのために適用前の内容のスクリーンショットも取得しておきます。
3-3)cmd(管理者)を起動し、(LocalAccountTokenFilterPolicyがない前提です。ある方はレジストリエディタで値を書き換えてください)「 reg add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\system /v LocalAccountTokenFilterPolicy /t REG_DWORD /d 1 /f 」をコピペして実行します。
実行後再起動するとレジストリが書き換えられた状態になっていると思いますので確認してみてくださいね。
なお、MSで正式に対応策が提供された場合は、(予期しない不具合を避けるため)当該レジストリを復元後にMS提供の対策パッチを実行するよう注意してくださいね。
追記部分:あまり書き方が良くありませんでしたので再度説明します。
当該レジストリを復元 ⇒ LocalAccountTokenFilterPolicyが存在していたケースでは元の値に書き戻す、存在していなかった場合には当該キーを削除するということです。
なお、今回の記述の不備で「LocalAccountTokenFilterPolicy」が当初からあったのかなかったのか不明な場合は、いったんLocalAccountTokenFilterPolicyを削除後にエクスポートファイルからインポートすることで、「なかった場合にはそのままない状態」に、「当初からあった場合には当初の値で復元」されます。
今後も、十二分の注意を払って錯誤などが無いよう留意しますのでどうぞご寛容ください。
目次 |
対象 | 内容 |
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キーワード | Windows Update、障害、不具合、解決策、事例、Windows10、Windows8.1 Windows7、原因、起動しない、BSoD、 |
OS/ソフト | Windows 10/8.1/7 |
対象読者 | Windows OSユーザー、不具合と障害を極力防止したい方 |
最終更新日 | 2018/10/11 |
今回の概要 |
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今月はトリプルプレーを食らったという感じでしょうか。企業などエンタープライズ版を使用しているユーザー、エンタープライズ版ではなくともWin7を使用しているというのは多く、影響は甚大といってもよい規模なのかもしれません。
自己責任での実行となりますが、ブログで提供した手法で「セキュリティを確保しつつなるべく簡便にファイル共有の障害回避」が図れると幸いです。
今回、このサイトのアクセス数の上昇に比して不具合に関する質問が少なすぎる気がします。
追加の情報収集に努めることをお勧めします。
また、何か障害の情報をお持ちでしたら、コメント欄でお知らせ願えると幸いです。あなたの情報はきっとたくさんの方の役に立ちますよ!
Win7 |
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不具合ではないが私も知らなかったもの
windows7で標準記録機能を使いBDにデータをライトすると必ず、BDが使用不能になってしまいます
他のOSも同様ではないかと思うのですが
ディスクライターのメーカーのサポートに聞いたところ、
windowsの標準記録機能の仕様として、
書き込むデータの倍以上のCドライブの空き容量が無いと書き込みに失敗する、
詳しい仕様はマイクロソフトに聞いてくれと言われました。
とのことです。128~256GB程度のSSDをシステムにしている場合は発生しそうです。知らないと原因不明で苦労をしそう…。
原因不明
ディスプレイアダプター このデバイスの空きリソースが不足しています(コード12)
ノートPCでディスプレイ出力ができなくなり、その後OSも動作しなくなったというもの。今回のアップデート後に発生したようだが原因かどうかは不明。
注:Win10でも似たようなケースあり
19/1月のWindowsUpdate後、サブモニターが表示されない
WinUp失敗
win7 64bit 本日のwindows update中にブルースクリーンになり、パソコンが再起動を繰り返すようになった。
共有フォルダ関連
KB4480970
windows7 にて KB4480970(4480960)の不具合(共有フォルダアクセスできない)が発生していますが、技術以外の人が対処できるようにするには?
「エラーコード 0x80070035:ネットワークパスがみつかりません」とエラー
Win 7 64bit機 本日のWindowsUpdateを適用すると適用したPCにアクセスすると「ネットワークパスが見つかりません」になる。
本日windows7のupdateを行ったら、共有フォルダが開きません。
Win8.1 |
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詳細不明(追記:.flacは無関係のようです)
Windows Media Playerで音楽再生ができない。
詳細不明ですが、Win8.1でも.flacの問題が発生する場合があるのかもしれません。
詳細不明・起動不能
再起動時に問題が発生しましたという旨のメッセージが表示されてしまう(エラーコード0xc00021a)
以前にもありましたが、環境依存でシステムファイルが壊れてという可能性があります。一応覚えておくとよいでしょう。
Win10 |
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不明
19/1月のWindowsUpdate後、サブモニターが表示されない
参考:Wi7でも?
ディスプレイアダプター このデバイスの空きリソースが不足しています(コード12)
ライセンス認証障害の別バージョン?
windows10のライセンス認証について
Windows10homeがプレインストールされているPCを購入し、ストアでPROのアップグレード権を購入しました。
アップグレードが州りゅすると設定のデジタル認証のエディションの部分にEnterpriseの表記があり認証が終わりません。
どこで間違えたのかどうすればいいのかお教えいただけるとありがたいです。
エラーメッセージ:『関連するデータがないため、これ以上列挙できません』
・去年5月頃には普通に暗号化できていたPC上でのトラブル
・シーゲート、マーシャル、ウェスタンデジタル 手持ちのすべての8TB HDDで発生
・HDDは論理フォーマットと物理フォーマットどちらもダメ
・SATA接続でもUSB接続でも同じ結果
・他のWindows7 Ultimate PCでも試みたがダメ(Panasonic CF-B11、S10、R6、 東芝 dynabookR734、自作PC)
・なぜかUSBメモリ(128GB,256GB)と、ウェスタンデジタル製2TBのHDDだけは正常に暗号化できる
この辺りを見ても、ビットロッカーは不安定なのかも。若しくは、NTFSフォーマットはシステムドライブ用ということで外付けデータドライブなどはexFATとした方が無難そうです。
参考
ハードディスクをexFAT形式でフォーマットする方法(Windows 10/8.1/8/7/Vista™ SP1)
いつものことです
BitLocker解除ができずPCが立ち上がらない
今回の記事は以上です。(ただし、このサイトのアクセス数の急増を見ると問題は出きっていないように感じますので、ウォッチを継続して13日の日曜日に障害情報など追加予定です)
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