【WinUp個別】Win11(23H2)UP準備とアップグレード開始-2023年11月10日の不定期配信【2023/11/10】
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目次
この記事について
2023年11月10日の不定期配信情報です。
今回は11/1より開始された一般コンシューマー向けWin11(23H2)提供開始に関する環境整備と順次行われるWin11(23H2)へのアップグレードに関する記事となります。
各OSごとの提供している情報元
手元にWin11(22H2)とWin10(21H2)の実機機材がなくなったため、KB配信情報は以下の内容になります。
また、サポート終了に付きWin8.1とWin10(21H2)のKB配信情報を終了しました。
OS・バージョン | 情報提供しているKBの種類 |
---|---|
Win11(23H2) | AMD CPUの手元実機へ実際に配信されたKBの情報(含むプレビュー) |
Win11(22H2) | MSページに記載されたロールアップ(含むプレビュー) |
Win11(21H2) | MSページに記載されたロールアップ(含むプレビュー) |
Win10(22H2) | Intel CPUの手元実機とAMD CPUの仮想マシンへ実際に配信されたKBの情報(含むプレビュー) |
※ 2023年4月より、ネットフレームワークのKB情報は原則割愛します。(おまけ的な取り扱いとします)
対象 | 内容 |
---|---|
キーワード | Windows、KB、定例配信、不具合、障害、Update、アップデート
アップグレード |
OS/ソフト | Windows、10、11 |
対象読者 | Windows Update関連情報を求める方 |
今回の注意点
・現状、Win11(23H2)への機能更新解除によるアップグレードは22H2からしか実行できないようです。
機能更新解除によるアップグレードの前提条件となるKB5031455が21H2には配信されないためです。
9/26/23
大事な 2023 年 9 月 26 日以降、Windows 11 バージョン 21H2 のオプションのセキュリティ以外のプレビュー リリースは存在しなくなります。 サポートされているバージョンの Windows 11 バージョン 21H2 に対しては、毎月の累積的なセキュリティ更新プログラムのみが継続されます。
・今後ある程度落ち着けば21H2からの直接アップグレードも提供されることは間違いないと考えられますので、安定版OSを利用したいという方が無理に22H2にアップグレードする必用はないと思われます。
・今のところ特にありませんが、既知の不具合には留意してください。
・機材の関係なのか、落ちてこないKBがあったり、配信開始時点で落ちてこずにしばらく時間が経過した後や一旦KBをインストールして再起動した後に再確認するとKBが落ちてくる場合があります。
【WinUp個別】WinUpの確認で落ちてこないKBがある?【2021/1/15】
OS・Ver.毎のKB配信
OS・Ver.毎のKB配信情報です。
Win11/10の既知の問題
Windows10/11の既知の問題の詳細は、以下のリンク先で確認してくださいね。
当ページに貼り付けた状態では、少々見にくく、テキスト内のリンクをすべて貼るのが困難でもあるため、今月より変更しますのでご了承ください。
Win10(旧Ver.)とWin11の累積の既知の不具合や解決方法は以下のページの左側のメニューから自分が確認したいVer.を選択して見てくださいね。
Windows のリリースの正常性・Windows10/11各バージョンの更新履歴・既知の不具合など
1)上記リンクからページを開く。
2)ページ左側のタブで目的の項目を選択する
3)目的のページが開いたら閲覧する
なお、画像の上部に羂索窓が設置されていますのでこちらも活用してくださいね。
23H2アップグレード対象となるPCについて
現状は以下の通りと考えられます。
・KB5031455と11/10版のKB4023057の二つが配信され、かつ導入されているPC。
・Win11(23H2)の要件を満たしているPC。
・Win11(23H2)の要件を満たしているPCのうちMSが配信対象として判定したPCから順次Win11(23H2)へのアップグレードが案内される。
・2023/11/10以降は、Win11(23H2)の要件を満たしているPCのうちMSが配信対象として判定しなくても、WinUpの設定で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」がオンになっている場合はすぐにアップグレードが実行される可能性がある。
※ MSが導入OKと判定するまで23H2にアップしたくない場合はオフにしておいたほうが無難と考えられます。
各OS共通
ダウンロードリンク
サービス コンポーネント:KB4023057
※ ダウンロードページでは、2021/5/27までのKBしかダウンロードできませんので、最新版はWinUpで適用します。
KB4023057: 正常性ツールの更新 — サービス コンポーネントWindows Update
Win11(23H2)アップグレード準備(導入必須KB)
現状、Win11(22H2)が導入されているPCで、なおかつ以下のふたつのKBまでが導入されている必用があります。
サービス コンポーネント:KB4023057(11/10版)
ロール・プレ:KB5031455
KB4023057: 正常性ツールの更新 — サービス コンポーネントWindows Update
2023-10 Kumulatives Update für Windows 11 Version 22H2 für x64-basierte Systeme (KB5031455)
2023 年 10 月 31 日 — KB5031455 (OS ビルド 22621.2506 および 22631.2506) プレビュー
More:
従前と同様にイメージをダウンロードしてまるまる適用することで23H2にアップグレードすることも可能です。
Windows 11 をダウンロードする (現在のリリース: Windows 11 2023 更新 l バージョン 23H2)
ただし高スペックのPCであっても最低1時間程度の時間を要します。
上記二つのKBが導入されている上でenablementパッケージKB5027397による制限解除の場合は10分もかかりません。
この機会にクリーンインストールしたいという方以外はKB5027397による制限解除を選んだほうが良いでしょう。
また、21H2から直接23H2へのアップグレードの場合はオンライン状態でアップグレードすることをおすすめします。
オフライン状態でアップグレード時に必用なKBがあるにも関わらず導入されない場合は不具合が発生する可能性があります。
Win11(22H2)
上記条件を満たしている場合はWinUpにKB5027397が配信され、enablementパッケージによる機能制限解除が行われて23H2となります。
KB5027397: enablement パッケージを使用したバージョン 23H2 Windows 11機能の更新
要約
Windows 11、バージョン 22H2 と 23H2 は、共通のコア オペレーティング システムと同じシステム ファイルのセットを共有します。 そのため、Windows 11バージョン 23H2 の新機能は、Windows 11 バージョン 22H2 の最新の月次品質更新プログラムに含まれていますが、非アクティブで休止状態です。 これらの新機能は、Windows 11 バージョン 23H2 機能をアクティブ化する小さくて簡単にインストールできる “マスター スイッチ” を使用してオンになるまで休止状態のままです。有効化パッケージは、バージョン 22H2 からバージョン 23H2 への更新を 1 回の再起動で可能にし、更新プログラムのダウンタイムを短縮するため、Windows 11 バージョン 23H2 などのスコープ付き機能更新プログラムをインストールするための優れたオプションです。 これにより、デバイスは新機能を今すぐ利用できます。 Windows Update または Windows Server 更新 Services (WSUS) から直接更新プログラムを受け取るバージョン 22H2 デバイスの場合、デバイスは、機能更新プログラムを Windows 11バージョン 23H2 にインストールすることで、自動的に有効化パッケージを取得します。
この更新プログラムの入手方法
(記事作成者注釈:スタンドアローン版の入所方法は)ありません。 この更新プログラムは、Windows Update から自動的にダウンロードおよびインストールされます。 更新プログラムの名前は、バージョン 23H2 Windows 11の Feature Update です。
既知の問題
Windows 11、バージョン 22H2 の既知の問題と通知
今回の記事は以上です。