【WinUp個別】Win11のロールバック可能期間を延長する【2024/12/18】
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目次
この記事について
今朝(2024/12/18)チェックしたところ、24H2への半強制アップデートは少なくとも一時中止されたようで、(最新の更新を入手する状態になっていても)WinUpチェックには出てこなくなりました。
しかしながら、いつまた復活するかはわかりません。
万が一更新が開始されてしまうと通常は途中でキャンセルすることもできない仕様になっています。
また、24H2にしてみたいという人もいるでしょう。
そこで、24H2にして不具合が発生した場合に以前のバージョンに戻すことのできる期間を延長する方法を紹介します。
※ デフォルは現在10日間です。60日程度に延長しておくとよいでしょう。
重要な注意事項
・24H2アップ後に、ロールバックが失敗してしまうケースがあります。今のところは、24H2にアップしないことを強くおすすめします。
・24H2へのアップ前に、必ずイメージバックアップを作成してください。ロールバック操作は少なくない頻度で失敗してしまう場合があります。
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操作は、通常時でも可能です。(アップグレードしていなくても操作できます)
今後のためにも、操作を完了して期間を延長しておくとよいでしょうでしょう。
なお、Winの諸設定は「いつの間にかデフォルトに戻ってしまうことがある」という厄介な特性があります。実際にバージョンアップした場合などは、ロールバック期間を必ず確認するようにしてくださいね。
ロールバック可能期間を延長する方法
操作はターミナル(管理者)ないしはPowerShell(管理者)またはコマンドプロンプト(管理者)から実行します。
全体の流れ
実際の手順
1)ターミナル(管理者)ないしはPowerShell(管理者)またはコマンドプロンプト(管理者)を開きます。以下、記事ではターミナルで説明しいていきます。
タスクバーのWinアイコンを右クリックして高度なコンテキストメニューを表示させる ⇒ 表示されたターミナル(管理者をクリックして開きます。
2)「 DISM /Online /Get-OSUninstallWindow 」(コピペで大丈夫です)を実行し、現状の延長可能日数を確認します。画像では、デフォルトの10日間になっています。
3)「 DISM /Online /Get-OSUninstallWindow 」を実行して60日間に延長します。
4)再び「 DISM /Online /Get-OSUninstallWindow 」を実行して、60日間に延長されていることを確認します。
5)60になっていればOKです。「 exit 」と入力して閉じてください。
これでロールバック可能期間が、60日間に延長されました。あとは、期間の終了を忘れないようにしてくださいね。
ロールバックの注意事項と手順
ロールバックの際には次の様なことが発生しますので留意してください。
・一部のアプリは再インストールが必要になる
・一部設定は初期化される
・更新後に保存したデータは消える
そのため、元へ戻す作業を行う前に現在PC内にあるデータは必ずバックアップしておきます。また、前のバージョンで利用していたパスワードとPIN、新しいパスワードも確認しておいてください。場合によっては、以前に利用していたパスワードを忘れるとログインできません。
また、BitLocker暗号化キーを求められてしまう不具合が発生することもありますので、回復キーは必ず確認して保存しておいてください。
ロールバックの手順
1)設定 ⇒ システム ⇒ 回復とたどります。
2)回復オプションの復元をクリックして復元を開始します。
3)以下、画像のように進めてください。なお、途中の確認事項はきちんと読むようにしてください。
4)自動的に再起動され、復元動作が始まりますので終了を待ちます。
5)バージョン情報を確認して、以前のバージョンになっていれば成功です。
ロールバック操作が失敗してしまう場合は、PCを最小構成(キーボード/マウスとディスプレイ以外は取り外す)にして、セキュリティーソフトの保護を停止するかアンインストールした状態でもう一度だけ復元操作を試してみてください。
それでだめという場合は、事前に取得しておいたイメージバックアップから復元するしか方法はありません。
最後に
記事を最後までお読みくださりありがとうございました。
今回の記事は以上です。
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