【日記】MSは確信犯???Win7/8.1からの無償アップWin10/11の認証ができなくなるケース【2024/12/26】
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この記事について
Win7/8.1よりの無償アップグレード版のWin10/11を利用している場合の再認証については、2023年9月か10月にあった旧OSからの無償アップグレードの完全終了に伴い、自動認証ができなくなった時点でOS利用権が消滅してしまうということになったようです。
しかしながら、Windows UpdateによりOSがクラッシュしてしまった場合や、単にWin11(23H2)からWin11(24H2)に年次バージョンアップをして再認証が必要になってしまった場合も同様に自動認証ができなくなってしまった場合もOS利用権が消滅してしまうというのはいかがなものだろうと疑問に思っていました。
そのような中、MSコミュニティーでこのような質問があり、特に「Microsoft エージェント | モデレーター」の方の返信を見て、「Windows UpdateによりOSがクラッシュしてしまった場合や、単にWin11(23H2)からWin11(24H2)に年次バージョンアップをして再認証」となった場合で「認証ができなくなったら新規にOSを購入」というのは「はしごを外して、購入するしかなくすることでの金儲けなの?」と思えてしまえる事が出てきたのです…。
MSが確信犯ではないかと考えたわけ
そのような中、MSコミュニティーでこのような質問がありました。
※ 12/4のアップデート適用でWin11 ProのDSP版の認証がはずれ、原因はプロダクトキーが変更されてしまっていることであり、Win11 DSP版のプロダクトキーを入れ直すと認証ができるというものです。
その後、次のような質問がなされました。
Widnows11 24H2アップデート後ボリュームライセンスキー(MAK)が変更
※ こちらは、ボリュームライセンス版で同様のことが発生している事例です。
Microsoft エージェント | モデレーターの方の回答を抜粋します。
あなたの説明からすると、システム更新後に一括キーが汎用キーに変更されたようで、あなたの気持ちはとてもよくわかります!
1.キーが変更された。
このキーは、特定のバージョンのインストールとアクティベーションに使用され、実際のライセンスのアクティベーションの際には問題になりません。MAKは通常、ユーザーによる1回限りのアクティベーションであり、主に複数の再インストールとアクティベーションが不要な環境で使用されます。
一方、ジェネリックキー(デフォルトキーとも呼ばれる)は、オペレーティングシステムのインストールと設定に使用されますが、システムの最終的なライセンスステータスを表すものではありません。有効なMAKキーの取得に失敗した場合、アップグレードやインストール後にジェネリックキーが表示されることがあります。
通常、ボリュームライセンス環境では、システムのアップデート後にプロダクトキーがジェネリックキーに変更されるのが一般的です。このキーは、特定のバージョンのインストールとアクティベーションに使用され、実際のライセンスのアクティベーション時には問題になりません。
2.お客様のキーの1つをコマンドラインから確認したところ、システムは現在「Licensed」と表示されています。これは、表示されているキーは汎用キーですが、実際のライセンスステータスはまだ有効であることを意味します。したがって、日常的な使用には支障はありません。しかし、汎用キーが表示されるということは、場合によってはライセンスを失う危険性があるということです。
しかし、以前のWindows 10のケースと同様に、一般的なキーが表示されることに本質的な異常はないことに注意することは重要ですが、ライセンスが解除される可能性があるため、定期的にライセンスの状態を確認することをお勧めします。また、ライセンスが無効化された場合は、再認証が必要です。
なんと、Microsoft エージェント | モデレーターの人が回答でボリュームライセンス版では、キーが書き換わってしまうのは、場合によっては「ごく普通の現象でもある」といっているのです。そして、実は通常版(Win11 Pro)でも同様のことが発生しているのです。(ここ大事、ボリュームライセンス版と通常版では認証が多少異なるのですが、プロダクトキーが書き換わってしまうという同様の理由で認証がはずれています)
※ このような認証に関する情報は、セキュリティー上の問題もありなかなか表に出ません。今回は、ボリュームライセンス版特有の認証の方法ももあるため、「わかっている(知っている)MSの中の人が、余計なことまで書いてしまった」ということなのかもしれません。
※ 従来も発生し、再認証はできていました。しかしながら、Windows自体の仕組みのために発生している現象ということなので、ユーザー側に責任のあることではありません。また、ある意味でバグのようなものを放置してきたとも言えるものではないかと思います。
これはあくまで私の意見なのですが、「WinUpなどが原因でOSライセンスが無効化され再認証が必要になることはある」ということをMSは把握しているのにもかかわらず、その説明を全くせず、解消/回復方法も用意周知しないで今回の「無償アップデートの完全終了をした」と捉えられても仕方がないように思います。
PC機材を変更した場合は無償アップグレード版の権利は移行できませんというのは受け入れるべきかとも思います。
しかしながら、WinUpなどが原因でOSライセンスが無効化され再認証が必要になった場合のように「ほぼユーザーに責任はないと考えられる場合」にまで「OSを新たに購入しろ」というのはどうなのでしょう?
このようなケースが発生する可能性は十分に予見できたことに思えますので、MSの確信犯的行為のように見えてしまいます…。
皆さんはどう思いますか?
最後に
記事を最後までお読みくださりありがとうございました。
今回の記事は以上です。
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