【WinUp個別】2021年1月第2週のKB配信【2021/1/16】
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目次
この記事について
遅ればせながら、2021年1月第2週のKB配信情報(定例配信日)です。
Win10(各Ver.)の累積の既知の不具合や解決方法は以下のページの左側のメニューから自分が確認したいVer.を選択して見てくださいね。
Windows 10バージョン2004およびWindows Serverバージョン2004
対象 | 内容 |
---|---|
キーワード | Windows、KB、定例配信、不具合、障害 |
OS/ソフト | Windows、Update、8.1、10 |
対象読者 | Windows Update関連情報を求める方 |
今回の注意点
特にありませんが、リアルで問い合わせが来るofficeのKBタイトルが2010で良いのかという点と、PC環境により?落ちてくるKBの数が違う点について記事化しました。
MS365になって出やすくなったエラーのこと、修復やアンインストール方法が変更になった点なども書いていますので一読してみてくださいね。
【WinUp個別】2010になっているけどOKなの?・MS365(office)の更新【2021/1/14】
【WinUp個別】WinUpの確認で落ちてこないKBがある?【2021/1/15】
共通項目など
悪意その他共通の項目です。
サービススタック
サービススタックに関しては、最初のKB検索時に表示されなくても終了すると導入されている場合と、一度更新が終了したあとで再検索すると表示されて導入される場合の二通りがあります。導入されているかどうか気になる方は、「コントロールパネル⇒プログラムと機能⇒インストールされた更新プログラムを表示」で確認ができますので見てみてくださいね。(設定の更新履歴などでは見ることはできません。この方法でないと確認ができません。)
Win10(2004/20H2):KB4598481
Win10(1909):KB4598479
Win8.1:なし
セキュア ブート DBX 用のセキュリティ更新
Win10(今の所1909以前)とWin8.1に共通のKB4535680として落ちてきています。2004/20H2洋画配信されるのかどうかは不明です。
Windows Server, version 1909 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB4535680)
内容:セキュア ブート DBX 用のセキュリティ更新プログラム: 2021 年 1 月 12 日
Net Framework
ネットフレームワークの更新は、セキュリテーに関するものが含まれていない場合は無理に導入する必要はありません。むしろ最新バージョンを導入することで、(特に古いアプリで)不具合が発生することがありますので留意してください。
導入が必要となるのは以下のような場合です。
・セキュリティーパッチが含まれている。
・手元で不具合が発生していて、その修正が出た。
・アプリの更新などにより、アプリ側からの要求があった…など。
Win10(2004/20H2): 2021-01 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 10, version 20H2 用) (KB4586876)
Win10(1909):2021-01 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 10 Version 1909 用) (KB4586878)
内容:2021年1月12日-KB4586876-.NET Framework 3.5 および 4.8 for Windows 10 バージョン2004の累積更新プログラムプレビュー
悪意
ダウンロードリンク
KB890830
悪意のあるソフトウェアの削除ツール – v5.85 (KB890830)
Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールで流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する
OS・Ver.毎のKB配信
現在、Win10(20H2/2004)・Win10(1909)・Win8.1のKB配信情報をお届けしています。
Win 10の記事に乗っていないVer.の重要な更新は以下で確認してくださいね。
Win10(20H2/2004)
ダウンロードリンク
KB4598242(ロール)
2021-01 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 20H2 の累積更新プログラム (KB4598242)
2021 年 1 月 12 日 — KB4598242 (OS ビルド 19041.746 および 19042.746)
この更新プログラムに関する既知の問題
現象
デバイスを Windows 10 バージョン 1809 以降から Windows 10 以降のバージョンに更新すると、システム証明書とユーザー証明書が失われる可能性があります。デバイスは、2020 年 9 月 16 日以降にリリースされた最新の累積アップデート (LCU) をすでにインストールしている場合にのみ影響を受け、その後、2020 年 10 月 13 日以降にリリースされた LCU が統合されていないメディアまたはインストールソースから、Windows 10 の新しいバージョンへの更新に進みます。これは主に、Windows Server Update Services (WSUS) や Microsoft Endpoint ConfigurationManager などの更新管理ツールを介して古いバンドルまたはメディアを使用して管理対象デバイスが更新された場合に発生します。これは、最新の更新が統合されていない古い物理メディアまたは ISO イメージを使用している場合にも発生する可能性があります。注: Windows Update for Business を使用しているデバイス、または Windows Update に直接接続しているデバイスは影響を受けません。Windows Update に接続するすべてのデバイスは、追加の手順なしで、最新の LCUを 含む最新バージョンの機能更新を常に受信する必要があります。
回避策
デバイスでこの問題がすでに発生している場合は、こちらの手順を使用して以前のバージョンの Windows に戻ることにより、アンインストール ウィンドウ内でこの問題を軽減できます。アンインストール ウィンドウは、環境の構成と更新するバージョンによって 10 日または 30 日かかる場合があります。その後、ご使用の環境で問題が解決したら、Windows 10 の新しいバージョンに更新する必要があります。注: アンインストール ウィンドウ内で、DISM コマンド/Set-OSUninstallWindow を使用して、以前のバージョンの Windows10 に戻るまでの日数を増やすことができます。既定のアンインストール ウィンドウが消える前に、この変更を行う必要があります。詳細については、「DISM オペレーティング システムのアンインストール コマンドライン オプション」を参照してください。現在この問題の解決に取り組んでおり、今後数週間以内に更新されたバンドルと更新されたメディアを提供します。
現象
Microsoft 日本語入力方式エディター (IME) を使用して、ふりがなの入力を自動的に許可するアプリに漢字を入力すると、正しいふりがなが得られない場合があります。ふりがなを手動で入力する必要がある場合があります。注: 影響を受けるアプリは、ImmGetCompositionString() 関数を使用しています。
回避策
Microsoft では現在この問題の解決に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供する予定です。
Win10(1909)
ダウンロードリンク
KB4598229(ロール)
2021-01 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1909 の累積更新プログラム (KB4598229)
2021 年 1 月 12 日 — KB4598229 (OS ビルド 18363.1316)
この更新プログラムに関する既知の問題
現象
デバイスを Windows 10 バージョン 1809 以降から Windows 10 以降のバージョンに更新すると、システム証明書とユーザー証明書が失われる可能性があります。デバイスは、2020 年 9 月 16 日以降にリリースされた最新の累積アップデート (LCU) をすでにインストールしている場合にのみ影響を受け、その後、2020 年 10 月 13 日以降にリリースされた LCU が統合されていないメディアまたはインストールソースから、Windows 10 の新しいバージョンへの更新に進みます。これは主に、Windows Server Update Services (WSUS) や Microsoft Endpoint ConfigurationManager などの更新管理ツールを介して古いバンドルまたはメディアを使用して管理対象デバイスが更新された場合に発生します。これは、最新の更新が統合されていない古い物理メディアまたは ISO イメージを使用している場合にも発生する可能性があります。注: Windows Update for Business を使用しているデバイス、または Windows Update に直接接続しているデバイスは影響を受けません。Windows Update に接続するすべてのデバイスは、追加の手順なしで、最新の LCUを 含む最新バージョンの機能更新を常に受信する必要があります。
回避策
デバイスでこの問題がすでに発生している場合は、こちらの手順を使用して以前のバージョンの Windows に戻ることにより、アンインストール ウィンドウ内でこの問題を軽減できます。アンインストール ウィンドウは、環境の構成と更新するバージョンによって 10 日または 30 日かかる場合があります。その後、ご使用の環境で問題が解決したら、Windows 10 の新しいバージョンに更新する必要があります。注: アンインストール ウィンドウ内で、DISM コマンド/Set-OSUninstallWindow を使用して、以前のバージョンの Windows10 に戻るまでの日数を増やすことができます。既定のアンインストール ウィンドウが消える前に、この変更を行う必要があります。詳細については、「DISM オペレーティング システムのアンインストール コマンドライン オプション」を参照してください。現在この問題の解決に取り組んでおり、今後数週間で更新されたバンドルと更新されたメディアを提供します。
Win8.1
ダウンロードリンク
KB4598285(ロール)
2021-01 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4598285)
2021 年 1 月 12 日 — KB4598285 (マンスリー ロールアップ)
この更新プログラムに関する既知の問題
現象
名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。回避策
次のいずれかの操作を行います。管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。
CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。
Microsoft は解決に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。
今回の記事は以上です。
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