【WinUp個別】2020年10月第3週のKB配信【2020/10/24】

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遅くなりましたが、2020年10月のWin8.1第二定例日のKB配信情報です。

なお、10月21日よりWin10 20H2(Windows 10 October 2020 Update)が、「機能更新プログラム」としてロールアウト配信開始となっています。

また、今回の記事中の(私の杞憂かもしれませんが)そのほかの注意点の「重要な可能性あり2)サードパーティ製ドライバー署名の厳格化」には目を通しておいてくださいね。

 

Win10(各Ver.)の累積の既知の不具合や解決方法は以下のページの左側のメニューから自分が確認したいVer.を選択して見てくださいね。

Windows 10バージョン2004およびWindows Serverバージョン2004

 

対象 内容
キーワード Windows、KB、定例配信、不具合、障害
OS/ソフト Windows、Update、8.1、10
対象読者 Windows Update関連情報を求める方

 

今回の注意点

今回の配信の注意点留意点です。

Win10 20H2(October 2020 Update)の配信

ロールアウト方式での配信となります。

Windows Update の新機能の受け取りをどのように設定しているかということや、使用している機材が動作要件などを満たしているか などを判別して順次配信される形です。

なお、手動ですぐに更新することもできますが、あまりお勧めはしません。

また、 今回は新型コロナ流行でテレワークの真っ最中ということがあり、かなり慎重な配信の進捗ろなるのではないかという予想になっています。

参考

【速報】Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)が正式リリースに

 

そのほかの注意点

1)1809以前のVer.から、1903以降のVer.にアップする場合に「KB4565351やKB4577671」が適用されていると、Win10セットアップの動的更新(DU)が必要なパッケージをうまくダウンロードできず、一部の機能が更新されない (と言うか更新後に無くなってしまう削除される)ため、アップデートが正常に終了しなくなる場合があるようです。(クラッシュするということです

改善されるまでは、メジャーアップデートを行わないでください。

 

重要な可能性あり
2)サードパーティ製ドライバー署名の厳格化

署名検証が厳格化されたようです。そのためインストールしようとするとエラーが出て適用ができないケースが出てきます。

推測になってしまいますが、現在使用できているものや表面的には普通に使えているものにも「実は不具合や不都合が発生している」ケースがあったり、今後発生する可能性があります。

【WinUp個別】WinUp時の注意事項など-2020/11改訂版【2020/10/18】でも、「WinUpによるドライバの不正化と重大障害の発生・ドライバが不正になる???(追加分)」にも書いていますが、ドライバが不適切/不正になるとファイルやフォルダなどの消失が発生する恐れなども出てきますので注意が必要です。

高速スタートアップは必ず無効化しておいてください。

なお、ドライバのインストールができずにエラーが出た場合は諦めてしまわずに、新しいVer.の利用可能なドライバーを探したり、WinUpにドライバーが無いかどうか探してみてください。

やり方が分からないと言う方は、【うまくいかない?】デバイスマネージャーから不明なドライバをインストール【実際の手順】を参考に探してみてくださいね。

 

共通項目など

悪意その他共通の項目です。

 

悪意

今回はありませんでした 。

 

OS・Ver.毎のKB配信

現在、Win10(20H2/2004)・Win10(1909/1903)・Win8.1のKB配信情報をお届けしています。

 

Win10(20H2/2004)

今回はありませんでした。

 

Win10(1909/1903)

ダウンロードリンク
KB4580386(ロールプレ)

 

2020-10×64 ベース システム用 Windows 10 Version 1909 の累積更新プログラム (KB4580386)
2020 年 10 月 20 日 – KB4580386 (OS ビルド 18362.1171 および 18363.1171) プレビュー

リリース日:2020年10月20日
バージョン:1903-OS ビルド 18362.1171 および 1909-OS ビルド 18363.18363.1171
重要リリースノートが変わります。新しい URL、メタデータの更新などの詳細については、「Windows リリース ノートの次の内容」を参照してください。

重要Windows 10 Version 1903 は、2020 年 12 月 8 日でサービス終了となります。セキュリティおよび品質更新プログラムを引き続き受け取るには、最新バージョンの Windows 10 に更新することをお勧めします。Windows 10 Version 1909 に更新する場合は、KB4517245 (EKB) の有効化パッケージを使用する必要があります。EKB を使用すると、一度の再起動によって更新をすばやく簡単に行うことができます。詳細については、「Windows 10 Version 1909 の配信オプション」を参照してください。

重要 2020 年 7 月から、Windows 10 および Windows Server Version 1809 以降のセキュリティ以外のリリースを再開します。毎月の累積的なセキュリティ更新プログラム (「B」リリースまたは Update Tuesday リリースとも呼ばれます) に変更はありません。詳細については、ブログ投稿「オプションの Windows 10 および Windows Server のセキュリティ以外の月次更新プログラムの再開」を参照してください。

重要 2020 年 7 月から、セキュリティの脆弱性により、すべての Windows Update で RemoteFX vGPU機能が無効になります。この脆弱性の詳細については、CVE-2020-1036 と KB4570006 を参照してください。この更新プログラムをインストールした後で、RemoteFX vGPU が有効になっている仮想マシン (VM) を起動しようとすると失敗し、次のようなメッセージが表示されます。

「Hyper-V マネージャーでは、すべての RemoteFX 対応 GPU が無効になっているため、仮想マシンを起動することはできません。」
「サーバーに十分な GPU リソースがないため、仮想マシンを起動できません。」
RemoteFX vGPU を再度有効にすると、次のようなメッセージが表示されます。

「RemoteFX 3D ビデオ アダプターは現在サポートされていません。このアダプターを引き続き使用すると、セキュリティ リスクにさらされる可能性があります。詳細情報 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=2131976)」
Windows 10 バージョン 1909 および Windows 10 バージョン 1903 リリース ノートの更新内容

Windows 10 Version 1903 および 1909 は、共通のコア オペレーティング システムおよび同一のシステム ファイル セットを共有しています。そのため、Windows 10 Version 1909 の新機能は、Windows 10 Version 1903 (2019 年 10 月 9 日リリース) の最近のマンスリー品質更新プログラムに含まれていましたが、現在は休止状態です。これらの新機能は、有効化パッケージ (Windows 10 Version 1909 の機能を有効にするだけの小さなすぐにインストールできる “マスター スイッチ”) を使用して有効にされるまで、休止状態のままです。

この変更を反映するために、Windows 10 Version 1903 および Windows 10 Version 1909 のリリース ノートでは、更新履歴ページが共有されます。各リリース ページには、1903 と 1909 の両バージョンで修正された問題の一覧が掲載されます。Version 1909 には 1903 の修正が常に含まれますが、1903 に 1909 の修正は含まれないことに注意してください。このページには、1909 と 1903 の両バージョンのビルド番号が掲載されるので、問題が発生した場合にサポートしやすくなります。

有効化パッケージと機能更新プログラムの入手方法の詳細については、Windows 10 Version 1909 の配布オプションのブログ (英語情報) を参照してください。

緊急、セキュリティ、ドライバー、サービス パックなど、さまざまな種類の Windows 更新プログラムの詳細については、こちらの記事を参照してください。

注: 新しいコンテンツがリリース情報ダッシュボードに公開される時期を確認するには、 @WindowsUpdate をフォローしてください。

注目点
Windows 10 のタスク バーに [今すぐ会議] を導入

今年の初めに、Skype で [今すぐ会議] を導入しました。[今すぐ会議] では、2 回クリックするだけで誰とでも簡単に無料で通話ができ、1 回の通話は 24 時間まで可能です。今日、Windows 10 でこの機能が拡張され、タスク バーに [今すぐ会議] が表示されるようになります。今後数週間で、 タスク バーの通知領域にある [今すぐ会議] アイコンをクリックすると、簡単にビデオ通話をセットアップして友人や家族にすばやくアクセスできるようになります。 サインアップやダウンロードは必要ありません。

Microsoft Xbox Game Pass ユーザーがプレイ対象となる特定のゲームをプレイできなくなる可能性がある問題を更新します。
画面が継続的にフラッシュする信頼性の問題を更新します。
プリンター デバイスの電源をオフにすると、再起動後に USB プリンターのポートが消える問題を修正します。

 

機能強化および修正
Windows 10 Version 1909
この非セキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。重要な変更は、次のとおりです。

このビルドには、Windows 10 Version 1903 のすべての機能強化が含まれています。
このリリースについて追加の問題は記録されていません。
Windows 10 Version 1903
この非セキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。重要な変更は、次のとおりです。

グループ ポリシーの設定を使用してInternet Explorer でホームページを構成するときの問題に対処します。
管理者は、グループ ポリシーを使用して Microsoft Edge IE モードのユーザーが「対象をファイルに保存」することができるようにします。

Microsoft Edge を使用して、Windows Defender Application Guard で信頼されていない URL ナビゲーションを開くことで、Internet Explorer 11 の信頼されていない URL ナビゲーションの問題を修正します。
Windows 10 デバイスで、リモート デバッグに一連の Microsoft Edge 開発者ツールを使用する場合に発生する問題を修正します。

サインインしようとすると Windows Virtual Desktop (WVD) ユーザーに黒い画面が表示される問題を修正します。
Microsoft Xbox Game Pass ユーザーがプレイ対象となる特定のゲームをプレイできなくなる可能性がある問題を修正します。

リモートデスクトッププロトコル(RDP)セッション中に 5 分以上画面に何も表示されない問題を修正します。
画面が継続的にフラッシュする信頼性の問題を修正します。

複数のクライアントが同じサーバーに接続するときにメモリ リークを引き起こす動的データ交換 (DDE) の問題を修正します。

ウィンドウの Window.Topmost プロパティに影響を与える Z オーダー操作を余分に引き起こし、アプリケーションが一時的に応答を停止する問題を修正します。

DDE アプリの動作が停止する可能性がある問題を修正します。

リモート デスクトップ サービス (RDS) を使用して初めてアカウントにサインインするとき、または既存のユーザー セッションのロックを解除したときに発生する問題を修正します。パスワードを誤って入力すると、現在のキーボード レイアウトがシステムの既定のキーボード レイアウトに予期せず変更されます。このキーボード レイアウト変更により、追加のサインインの試行に失敗したり、アカウント ロックアウトのしきい値が低いドメインでアカウント ロックアウトが発生したりする場合があります。

CleanupProfiles グループ ポリシー オブジェクト (GPO) の問題を修正します。オペレーティング システムをアップグレードした後、CleanupProfiles GPO を構成すると、未使用のユーザー プロファイルの削除に失敗します。

特定のプロセッサの CPU 周波数が正しく表示されない問題を修正します。

PowerShell がレジストリを読み取って、ScriptBlockLogging レジストリキーがレジストリにあるかどうかを確認するときに発生するパフォーマンスの問題を修正します。

コマンド WMIC.exe OS Get localdatetime/ valueによって返される時刻の形式のタイム オフセットがランダムに変更される問題を修正します。

Microsoft User Experience Virtualization (UE-V) が Microsoft Outlook の署名を割り当てることができない問題を修正します。

デバイス名または Windows バージョンが変更された場合に、ハイブリッド Azure Active Directory で結合されたデバイスがポータル情報を更新できない問題を修正します。

Windows が動作を停止し、エラー 0x17 を生成する問題を修正します。この問題は、Microsoft Defender Device Guard が有効である場合に、ドライバーに 4K Microsoft の有効なポータブル実行可能 (PE) ヘッダーが含まれている場合に発生します。

“Microsoft マルウェア対策 UacScan” という名前の新しい Microsoft の Windows イベント トレーシング (ETW) プロバイダーが追加されます。この ETW プロバイダーは、ETW プロバイダー マニフェスト内の各ユーザー アカウント制御 (UAC) 要求のコンテキストの詳細を報告します。

プリンター デバイスの電源をオフにすると、再起動後に USB プリンターのポートが消える問題を修正します。
msiscsi.sys で停止エラー 0xd1 が発生する問題を修正します。この問題は、あるクラスター ノードから別のクラスター ノードに特定のアレイを移動するときに発生します。

Windows Update と Microsoft Store がダウンロードのために仮想プライベート ネットワーク (VPN) 経由でピアに接続できない問題を修正します。

新しい更新プログラムがデバイスに提供されたときに、更新プログラムに含まれる機能のプレビューを表示する機能を追加します。Windows Update ページ (スタート > 設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update) には、”この更新プログラムの内容を見る” というオプションがあります。

Windows Defender アプリケーション制御 (WDAC) のデータ プロバイダーを使用して SQL Server に接続している場合、トランスポート層セキュリティ (TLS) 1.1 および1.2 プロトコルのサポートが追加されます。
リンク サーバーのプロバイダーがアウトプロセスで読み込めるように構成した場合、パフォーマンスの問題を発生させる可能性のある SQL Server の問題を修正します。

サードパーティ製のソフトウェアが LanmanServer カスタム ファイル システム コントロール (FSCTL) を使用している場合に、Windows のパフォーマンスが低下し、LanmanServer サービスが起動しなくなる可能性がある問題を修正します。

Resilient File System (ReFS) クラスターの共有ボリューム (CSV) での待ち時間が長くなる重複除去の問題を修正します。

一部のアプリケーションが正しく動作しない可能性のある問題を修正します。これは、RDS を使用してリモート アプリケーション統合ローカル (RAIL) アプリケーションとして公開し、AppBar ウィンドウのドッキングを変更した場合に発生します。

オペレーティング システムが動作や応答を停止する原因となる伝送制御プロトコル/インターネット プロトコル (TCPIP) ドライバでデッドロックが発生する問題を修正します。

ルーティングとリモート アクセス サービス (RRAS) が新しい接続に対して応答を停止する問題を修正します。ただし、既存の接続では、RRAS は引き続き動作します。

管理タスクを実行しているとき、または起動時に RRAS 管理者 Microsoft 管理コンソール (MMC) が不定期に応答を停止する問題を修正します。

Windows サーバー ストレージ移行サービスを以下の方法で改善します。
インベントリの検証を追加します。
再振替パフォーマンスを改善します。
信頼性の問題を含む、複数の問題を解決します。
ソース コンピューターが現在の更新プログラムをインストールしていることを確認します。
詳細については、「2020 年 10 月のストレージ移行サービス更新プログラム」を参照してください。

以前の更新プログラムをインストール済みであれば、このパッケージに含まれる新しい修正プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

Windows Update の機能強化

Microsoft は、信頼性を向上するために、Windows Update クライアントに更新プログラムを直接リリースしました。Windows Update から自動的に更新プログラムを受け取るように構成されている Windows 10 (Enterprise および Pro エディションを含む) を実行するすべてのデバイスには、デバイスの互換性と Windows Update for Business の延期ポリシーに基づいて、最新の Windows 10 機能更新プログラムが提供されます。この更新プログラムは、長期サービス エディションには適用されません。

 

この更新プログラムに関する既知の問題
現象
Windows 10の以前のいずれかのバージョンから、Windows 10 バージョン 1903 または Windows 10 バージョン 1909 に更新すると、上部に “次の作業が必要です” という互換性のレポート ダイアログが表示されます。このダイアログには、”Windows のインストールを継続すると、一部のオプション機能が削除されます。インストールが完了したら、[設定] で追加してもとに戻す必要がある場合があります。” ファイアウォールで LOCAL SYSTEM アカウントが HTTP 経由でインターネットにアクセスできない場合、この互換性の警告が表示されることがあります。この問題は、Windows 10 のセットアップの動的更新 (DU) に必要なパッケージをダウンロードできないことが原因です。

回避策
使用しているデバイスで LOCAL SYSTEM アカウント用に HTTP がブロックされている場合、この問題を軽減するために、LOCAL SYSTEM アカウントを使用して Windows 10 セットアップの動的更新 (DU) に対して HTTP アクセスを有効にすることができます。アクセスを許可した後は、更新プログラムのインストールを再起動しても、警告は表示されません。[OK ] ボタンをクリックするか、 /compat IgnoreWarning コマンドを使用して互換性の警告を無視することができますが、デバイスが影響を受ける可能性があるという他の警告も無視される場合があります。

Microsoft では現在この問題の解決に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供する予定です。

 

Win8.1

今回はありませんでしたが、ドライバー署名の厳格化の件には留意してくださいね。

 

今回の記事は以上です。

 

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