【WinUp個別】プリンターの不具合発生中:KB5006670とKB5006674(2021/10/13配信)【2021/10/19】
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目次
この記事について
KB5006670とKB5006674(2021/10/13配信)で(業務用)プリンターに関する不具合が結構きつめに発生しているようです。
Win10(各Ver.)の累積の既知の不具合や解決方法は以下のページの左側のメニューから自分が確認したいVer.を選択して見てくださいね。
対象 | 内容 |
---|---|
キーワード | Windows、KB、定例配信、不具合、障害、Update、アップデートアップグレード |
OS/ソフト | Windows、8.1、10、11 |
対象読者 | Windows Update関連情報を求める方 |
今回の不具合について
2021/10/13配信のKB5006670とKB5006674でプリンター関連の不具合などが発生しています。(特に業務帳複合機)
前回とはまた異なる原因のもののようです…。
既知の不具合に新たな不具合が追加されていますので、再確認してくださいね。
Win11
発生原因のKB
2021-10 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5006674)
既知の不具合(2021/10/19)
現象
ネットワーク プリンターに初めて接続しようとするデバイスは、必要なプリンター ドライバーをダウンロードしてインストールできない場合があります。この問題は、HTTP 接続を使用して印刷サーバー経由でプリンターにアクセスするデバイスで発生しています。 クライアントがサーバーに接続してプリンターをインストールすると、ディレクトリの不一致が発生し、インストーラー ファイルが正しく生成されません。 その結果、ドライバーがダウンロードされない可能性があります。
注: この問題で説明されているプリンター接続方法は、自宅使用用に設計されたデバイスでは一般的に使用されません。 この問題の影響を受ける印刷環境は、企業や組織でよく見受け取ります。
回避策
管理者特権を持つ IT 管理者は、既知の良好なパッケージの場所からパッケージ化されたドライバーをコピーするなどの他の方法で、引き続きプリンター ドライバーをクライアントにインストールできます。 この問題の影響を受け取るのは、自動ダウンロードおよびインストール プロセスのみです。Microsoft は、今後の更新プログラムのリリースを対象に、解決に向け取り組み中です。
現象
インターネット印刷プロトコル (IPP) を使用したプリンターのインストールが正常に完了しない場合があります。注IPP は、自宅使用用に設計されたデバイスでは一般的に使用されません。 この問題の影響を受ける印刷環境は、企業や組織でよく見受け取ります。
回避策
Microsoft は、今後の更新プログラムのリリースを対象に、解決に向け取り組み中です。
Win10(21H1・20H2・2004)
発生原因のKB
2021-10 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 21H1 の累積更新プログラム (KB5006670)
既知の不具合(2021/10/19)
現象
カスタム オフライン メディアWindowsカスタム ISO イメージから作成されたデバイスは、この 更新プログラムによって Microsoft Edge 従来版 が削除されている可能性がありますが、新しいバージョンに自動的に置き換えられるMicrosoft Edge。 この問題は、2021 年 3 月 29 日以降にリリースされたスタンドアロン サービス スタック更新プログラム (SSU) を最初にインストールせずに、この更新プログラムをイメージに滑り込み、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。注更新プログラムを受信するために Windowsに直接接続するデバイスは影響を受け取る必要があります。 これには、Windows Update for Business を使用するデバイスが含まれます。 Windows Update に接続しているすべてのデバイスは、追加の手順なしで常に SSU の最新バージョンと最新の累積的な更新プログラム (LCU) を受け取る必要があります。
回避策
この問題を回避するには、LCU を滑り流す前に、2021 年 3 月 29 日以降にリリースされた SSU をカスタム オフライン メディアまたは ISO イメージにまず滑り込む必要があります。 これを行うには、バージョン 20H2 とバージョン 2004 の Windows 10、バージョン 20H2、Windows 10 で使用される SSU パッケージと LCU パッケージを組み合わせて使用するには、結合されたパッケージから SSU を抽出する必要があります。 次の手順を使用して、SSU を使用して を抽出します。(例として KB5000842 のパッケージを使用して) このコマンド ラインを使用して msu からタクシーを抽出します 。[Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <destination path>
次のコマンド ラインを使用して、前に抽出したタクシーから SSU を抽出します。次のコマンド ラインを使用して、Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <を展開>
その後、SSU タクシーが作成されます。この例では、 という名前SSU-19041.903-x64.cab。 このファイルをまずオフライン イメージに、次に LCU にストリームします。
影響を受けるカスタム メディアを使用して OS をインストールしてこの問題が既に発生している場合は、新しいカスタム メディア を直接インストールして軽減Microsoft Edge。 一般企業向け新しいMicrosoft Edge展開する必要がある場合は、「一般企業向け Microsoft Edge をダウンロードしてデプロイする」を参照してください。
現象
2021 年 6 月 21 日(KB5003690)更新プログラムをインストールした後、一部のデバイスでは、2021 年 7 月 6 日(KB5004945)以降の更新プログラムなど、新しい更新プログラムをインストールできません。 エラー メッセージ “PSFX_E_MATCHING_BINARY_MISSING” が表示されます。回避策
詳細と回避策については 、KB5005322 を参照してください。
現象
KB5005565 をインストールした後、インターネット印刷プロトコル (IPP) を使用したプリンターのインストールが正常に完了しない可能性があります。 KB5005565 のインストール前にプリンターに接続してインストールしていたデバイスは影響を受けず、そのプリンターへの印刷操作は通常どおり成功します。注IPP は、自宅使用用に設計されたデバイスでは一般的に使用されません。 この問題の影響を受ける印刷環境は、企業や組織でよく見受け取ります。
回避策
Microsoft は、今後の更新プログラムのリリースを対象に、解決に向け取り組み中です。
BitLockerの不具合に関する注意喚起
このブログの記事の閲覧上位になっている、【2021年2月改訂版~最も厄介な障害】WinUp後BitLockerが勝手に有効になりログインできなくなるケースの原因と防止策【2021/2/21】のPVが高止まりというか、ますます増えています。
あくまで推測なのですが、【うまくいかない?】デバイスマネージャーから不明なドライバをインストール【実際の手順】のPVも増えていますので、Win11にアップグレードした場合や、Win10でVer.アップした場合に「チップセット他のパーツのドライバが読み込み直される、パーツのドタイ場が不明になる、不明になったドライバを見つけて導入する」などしているうちに「PCの構成に大幅な変更があった」と誤認されるケースが増えているのではないかと感じています。
そこで結果的に正常な動作として回復キーを求められたり、不具合発生のトリガーとなって「ビットロッカーを設定していないのに突然回フィクキーを求められる」という事態が発生しているのではないかと推測しています。
特に5年以上利用している古めのPCの方は、【2021年2月改訂版~最も厄介な障害】WinUp後BitLockerが勝手に有効になりログインできなくなるケースの原因と防止策【2021/2/21】の予防法の部分なども参考にして対処しておいてくださいね。
今回の記事は以上です。
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