【Windows Update】どうも調子が悪い場合に一番最初にやること【とりあえず】
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◎最終更新日 2015/10/18
・結論要約
Windows Updateに関して、内容が適用できない・適用して不都合や不具合が発生したなどのほかに「Windows Updateそのもの」の調子が悪いという事例が増えている気がします。
不都合・不具合の原因は多岐にわたるのですが、一番最初は次のような手立てを実行すると良いでしょう。
・対象機材/OS/ソフト
Windows Vista / 7 / 8 / 8.1
・対象読者
Windows Updateがどうも不調という方。(確認に時間がかかる・取得できないことがある・適用時にエラーが発生するなど)
・本文
Windows Updateに関して、内容が適用できない・適用して不都合や不具合が発生したなどのほかに「Windows Updateそのもの」の調子が悪いという事例が増えている気がします。
不都合・不具合の原因は多岐にわたるのですが、一番最初は次のような手立てを実行すると良いでしょう。
◎ 最新の Windows Update エージェントをインストールしなおしてみる。
Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する方法
◎ Fixitを実行してみる。
Windows Update のコンポーネントをリセットする方法
◎ エラーコードがわかる場合は、 Windows Update の一般的なエラーのソリューションを試してみる。
以上で改善しない場合は、原因が多岐にわたるため共通の手段というのは少ないのですが、次のようなトラブルシューティングをすることになります。
*cmd(管理者)は、WindowsキーとXキーを同時押しして「高度なコンテキストメニュー」を表示させるのが簡単です。
◎ お使いのセキュリティーソフトで「PC全体をフルスキャンしてみる。
ウイルスやマルウエアの影響が原因の場合があります。
◎ OSの正常性の確認
Cmdを管理者として実行し、sfc /scannow と DISM.exe /online /cleanup-image /Restrehealth コマンドを実行する。
◎ Windowsのトランザクションログに異常が発生していないか確認する。
おもにVistaでの問題となります。
イベントビューアーで、管理イベントのエラーの中に「トランザクション関連の項目」がないか確認します。もしある場合は、トラザクションログをリセットします。
Cmd(管理者)で、2.「 fsutil resource setautoreset true c:\ 」と入力します。c:\はエラーの出ているドライブを指定します。
◎ セキュリティーソフトの確認
・カスペルスキーのように独自のファイヤーウオールを持つソフトや、インターネットバンキング用のセキュリティーソフトを使用している場合には「ファイヤーウオールが二重起動している」場合があります。確認してみてくださいね。
参考:
SaAt Netizen・IBM Security Trusteer Rapport
旧館の記事「特定のサイトの閲覧ができない・サイトの表示が遅い場合の追加情報…2015/6/14」
◎ セキュリティーソフト全体を停止または(完全)アンインストールしてみる。
*できる限り、保護の停止やコントロールパネルからのアンインストールではなく、ベンダーのサイトなどから(完全)削除ツールをダウンロードして実行することをお勧めします。
マカフィーの例:
マカフィー・個人向け製品専用削除ツール(MCPR.exe)の使用方法
◎ クリーンブートしてみる。
ソフトウエアの競合がないかを確認します。
Windows のクリーン ブートを実行する方法
◎ Windows 8.1 Tips 集 – Windows Update トラブルシューティング ガイドの手順を最初から試す。特に「方法 2 : BITS トラブルシューティング ツールを実行する」は、試す価値があります。(重複しているものもありますが、最後と考えもう一度順番どおりに実行してみるのもよいかと思います。)
ここまでやって直らない場合、一般にこれ以上の修復手順はなかなか難しいかと思います。いわゆるプロに依頼するか、ファイルなどのバックアップを行ってからOSをクリーンインストールしてみることになるでしょう。