【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-1【2024/9/2】

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Windows10がインストールされているPCが、Windows11の要件を満たすことができないため2025年10月以降は「ただの邪魔な箱」になってしまうとお悩みの方も多いと思います。

2019年以前のPCはCPU要件を満たさないという場合が大半ですので、Corei7+メモリ8GB以上+SSDなんていう構成のPCでも対象となるCPUでない場合はどうにもしようがもありません。

こんな構成のPCですと使い物にならないとか言うレベルではまったくないのですから、本当に腹がたってしまうことになりますよね。

そんな時にどうしようかという話がこの記事から開始するシリーズ記事です。

もちろん、10年前のセレロンでも十分に動作するのがChromeOS Flexなので、比較的低スパックのPCでも十二分に活用できます。

実際に東芝液晶一体型PC dynabook D513 シリーズを使って、リアルタイムで記事を書いていきます。(修理受注時の代替品/貸出品として利用していました)

インストールの可否からはじめて、周辺機器やソフトで利用できるもの/できないもの、実際の運用まで順を追って記事にしますのお楽しみに!

また、メインPCとして利用する方もいることを視野に入れた記事とする予定ですので、「くそっ、MSの思惑でまだ使えるPCを買い替えるなんて絶対嫌だ!!!」という方もご期待ください。

ここで愚痴を一つ…。

私自身もPCを自作していることもあり、手元で4台のPCがWin11にアップできません。

Core i5相当以上のCPUのものも2台アウトです。

5年程度で入れ替えてサブ機に回すという感じなのですが、今回は物の見事に罠にハマりました…。

Core Ultraで1台組むのは既定路線ですので、現在のメイン機をサブに回し、ノートPCなどは ChromeOS Flexにしてしまおうと目論んでいます。

それ以外の手元PCは、Win OS以外で運用することにしようと考えています。

よって、このシリーズ記事はかなり本気で力を入れて書くことになります。

このシリーズ記事があなたのお役に立てば幸いです。

 

対象 内容
キーワード Windows10、サポート、終了、Windows11にできない

PC再利用、ChromeOS Flex、使い方、インストール

OS/ソフト ChromeOS Flex
対象読者 Win10 PCをChromeOS Flexで再利用したい方
最終更新日 2024/9/1…初版
順序 記事リンク
1(この記事) 【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-1【2024/9/2】
2 【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-インストール編【2024/9/2】
3  【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-周辺機器の利用【2024/9/5】
4 【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-Win PCをリモート操作する【2024/9/8】
5 【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-ソフトウエアの利用【2024/9/10】
6 【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-憶えておきたい操作方法【2024/9/10】
番外

(参考記事)

【考え方次第】6TBのクラウドストレージをめちゃ安値で使い倒す【2024/6/19】

ChromeOS Flexの利用では、クラウドストレージの容量がある程度はあったほうが良いでしょう。具体的には、Onedvive、Googleドライブ、アマゾンドライブのいずれかを選ぶ方が多くなるのでしょうが、200GBで2,500円/月~数万円/年まで様々です。

クラウド利用とその料金に関しては、この記事を参考にしてくださいね。

従来のLinuxとの比較

WinではないOSということになるとLinuxということになるのでしょうが、ChromeOS Flexと比較してみます。

※ ChromeOS FlexもLinux系です。

どちらを選ぶかは、使用目的や好みによります。例えば、シンプルで使いやすい環境を求めるならChromeOS Flex、カスタマイズ性や多機能性を重視するならLinuxが適しているかもしれません。

ChromeOS Flex

・従来のLinuxと異なり、アップデートやドライバーの導入などはほぼOS任せでよい。(反面自由度は低くなりますが、一般の利用者には面倒がなくてよいと感じます)

・Winとのデュアルブートはできないと思った方が良い

・テストのための仮想PCでの動作も難しい

インストールと設定: インストールが簡単で、初期設定もほとんど不要です。
セキュリティ: Googleのセキュリティ機能が組み込まれており、セキュアブートをサポートしています。
互換性: IntelまたはAMDのx86-64ビット互換デバイスで動作しますが、ARMアーキテクチャはサポートしていません。
アプリサポート: AndroidアプリやGoogle Playはサポートしていませんが、一部のモデルでLinux開発環境をサポートしています。
パフォーマンス: 古いPCでも比較的高速に動作し、起動時間も短いです。

Linux (例: Ubuntu)

インストールと設定: コマンド入力が必要な場合があり、初心者には少し敷居が高いかもしれません。
セキュリティ: オープンソースであり、セキュリティ設定はユーザーがカスタマイズ可能です。
互換性: 幅広いハードウェアで動作し、ARMアーキテクチャもサポートしています。
アプリサポート: 多くのオープンソースアプリケーションが利用可能で、カスタマイズの自由度が高いです。
パフォーマンス: ディストリビューションや設定によりますが、一般的に軽量で高速です。

ChromeOS Flexの必要要件

ChromeOS Flexをインストールするための最低要件は以下の通りです。

アーキテクチャ: IntelまたはAMDのx86-64ビット互換デバイス
RAM: 4 GB
内部ストレージ: 16 GB
USBドライブからの起動: 必須
BIOS: フル管理者アクセスが必要
プロセッサとグラフィックス: 2010年以前のコンポーネントはパフォーマンスが低下する可能性があります

これらの要件を満たすデバイスであれば、ChromeOS Flexをインストールして使用することができます。

ただし、できればストレージはSSDが望ましいのは確かです。

古い80GB~256GB程度のSSDを所持しているという方は有効利用してくださいね。

機材以外・・・GoogleアカウントとChromeが必須

GoogleアカウントとChromeが必要になりますので、持っていない方は作成が必要になります。

ChromeOS Flexのヘルプ

ChromeOS Flexのヘルプページです。

※ 英語で表示された場合は、下部のランゲージを確認してみてください。

※ サポートでは、コアな内容になると今のところUSサイトで英文で探したほうが良いです。翻訳機能を利用してくださいね。

ChromeOS Flexヘルプホーム

ChromeOS Flex に関するよくある質問

ChromeOS Flexでできること/できないこと

ChromeOS Flexでできること/できないことというか、「一般論として向かない場合」というのがあります。

業務用のスタンドアローンWinソフトを大量に利用している場合やスタンドアローンのゲームが中心の利用法である場合などです。

また、優秀なインターネット環境とクラウドストレージ環境は絶対に欲しいです。

翻って、Webブラウザーの利用でほぼ全てであるなどという場合はWin PCである必要はないかもしれません。(MSオフィスの利用やいろいろな編集などもブラウザで可能なのはもちろんです)

ChromeOS Flexでできること/できないこと

ChromeOS Flexでできること
軽量で高速: 古いPCでも比較的スムーズに動作し、起動時間も短いです。
セキュリティ: Googleのセキュリティ機能が組み込まれており、セキュアブートをサポートしています。
クラウドサービスの利用: Googleドライブ、Gmail、GoogleドキュメントなどのGoogleサービスをシームレスに利用できます。
Linux開発環境: 一部のモデルでLinux開発環境をサポートしています。

Webブラウザ(グーグルクローム)上で動作させるものはほぼすべて可能と考えてよいでしょう。

ChromeOS Flexでできないこと
Androidアプリの利用: Google PlayやAndroidアプリはサポートされていません。
一部のハードウェア機能のサポート: 指紋リーダーや赤外線カメラなど、一部のハードウェア機能はサポートされていません。
高性能なソフトウェアの実行: 高度なグラフィックスやプロセッシングを必要とするソフトウェア(例: 高度なゲームやプロフェッショナルな動画編集ソフト)は適していません。

一般にWinでスタンドアローンのソフトで実行しているものは、ChromeOS Flexのものが利用できるのではない限り諦めると考えたほうが良いでしょう。

また、グラフィックスに関しての能力が上がる/軽くなるということはありません。

Win PCをリモートで使う

どうしてもWin OSで動作するアプリを利用したい、重たい操作も利用したいとい場合もあると思います。

そのような場合、特にモバイルPCでも仕事をするという場合は、利用したくなるでしょう。

完全に同じとは行きませんがWin PCをリモートで利用するという手段もあります。

【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-Win PCをリモート操作するの記事で取り扱う予定です。

Chromeリモートデスクトップ-ブラウザ拡張、Microsoft リモートデスクトップ (RDP)-Chromeウェブストアのアプリ、AnyDesk- クロスプラットフォームのリモートデスクトップソフトウェア、この三つ(無料版)を取り扱いますのでしばらくお待ち下さい。

※ 当初は、一番利用しやすいChromeリモートデスクトップ-ブラウザ拡張を解説する予定です。他の2つは順次追加します。

ChromeOS Flex PCが向いている用途

古いPCの再利用
ChromeOS Flexは比較的低スペックのPCでもスムーズに動作するため、古いPCを再利用するのに最適です。例えば、Windows 7や8がインストールされていた古いPCやWin11の要件を満たさないPCにインストールすることで、ウェブブラウジングや軽作業用のPCとして再活用できます。

セカンドPCとしての利用
メインのPCがトラブルで使えない場合のバックアップとして、ChromeOS FlexをインストールしたPCを用意しておくのも良いアイデアです。特に、クラウドベースの作業が多い場合には便利です。

ポータブルOSとしての利用
ChromeOS FlexをインストールしたUSBメモリを持ち歩くことで、どのPCでも自分の環境を再現できます。これは、出張や旅行先での作業に便利です。

ウェブアプリケーションの利用
Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのウェブアプリケーションを頻繁に使用する場合、ChromeOS Flexは非常に効率的です。

ChromeOS FlexとChromebook(OS)の違い

色々と細かい点もあるようですが、ChromeOS Flexヘルプページのリンクと、MS Copilotの説明がわかりやすいので応答を掲載しておきます。

ChromeOS Flexヘルプページのリンク

ChromeOS Flex と ChromeOS の違い

MS Copilotでの質問と回答

Q:ChromeOS Flexとクロームブックの違いを教えて下さい。

A:

ChromeOS Flexとクロームブックにはいくつかの重要な違いがあります。以下に主な違いをまとめました:

  1. ハードウェア:
  2. セキュリティ:
  3. アプリケーションのサポート:
  4. ファームウェアの更新:
  5. パフォーマンスと互換性:

これらの違いを考慮して、どちらがあなたのニーズに合っているかを判断するのが良いでしょう。どちらかについてさらに詳しく知りたいことがあれば教えてくださいね!

Win OSとの比較

Windows PCでできること
幅広いソフトウェアの利用: Microsoft Office、Adobe Creative Suite、各種ゲームなど、幅広いソフトウェアが利用可能です。
ハードウェアの互換性: ほとんどのハードウェアと互換性があり、サードパーティドライバのインストールも可能です。
カスタマイズ性: システム設定やソフトウェアのカスタマイズが自由に行えます。
ビジネス用途: 多くのビジネスアプリケーションや企業向けソリューションが利用可能です。

Windows PCでできないこと
軽量な動作: 古いPCでは動作が重くなることがあります。
簡単なインストール: 初期設定やインストールが複雑になることがあります。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。

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2 Responses to “【Win10終了】ChromeOS FlexでWin10PCを再利用-1【2024/9/2】”

  1. >2024年10月以降は「ただの邪魔な箱」

    2025年の間違いでは?

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