【WIN10】2015/11にメジャーアップデートか【Threshold 2】
この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。
◎最終更新日 2015/11/4
更新履歴:
2015/10/25 初版
2015/11/1 最新のディスクなどを使用して修復すべきことを追記。
2015/11/4 本文冒頭に11/10提供予定との情報を追記。
・結論要約
・対象機材/OS/ソフト
Windows 10
・対象読者
Windows 10の方と、Windows 10移行のタイミングを計っていた方。
・本文
(11/4追記)
提供は、日本時間11/11の定例アップデート日になる模様です。
出展:ガジェット速報
「Threshold 2」、11月10日に正式リリースか
「Windows 10 Update for November」や「Windows 10 November Update」の内部コードネームでも知られるThreshold 2ですが、今回米マイクロソフトの公式Webサイト上にその提供日に関するヒントとなる記述が確認されました。
Neowinによると、ユーザーから寄せられたインド市場における「Cortana」の実装時期を問う質問に対して、「11月10日に提供されるNovember update以降に利用可能になる予定」であることが、公式サポートエンジニアによって明らかにされたとのことです。
残念ながら既にその記述は削除されてしまっており、情報の信憑性にはやや疑問が残りますが、もしかするとThreshold 2の正式リリースは目前に迫っているのかもしれません。
===追記ここまで===
噂されていたWindows10の開発コード「Threshold 2」の提供が11月になるという記事が、CENT Japanに掲載されました。
「Windows 10」、次期メジャーアップデートは11月か–「Edge」拡張機能には未対応の可能性
抜粋:
間もなく実施されるFall Updateは、通常の「Windows 10 Cumulative Update」(Windows 10向け累積アップデート)としてユーザーに提供され、その内容は「Windows Insider」プログラムに参加するテスターたちがこの数カ月間にわたって評価してきた新機能がほとんどだ。アップデートを適用後に再度アクティベートし直す必要はない、とThurrott氏は述べている。このアップデートは、製造工程向けリリース(RTM)版Windows 10(ビルド10240)以降を搭載していれば、どのデバイスでも利用できる。
Fall Updateに搭載されると思われる新機能としては、仮想アシスタント「Cortana」と検索機能の改善に加えて、「Edge」ブラウザの「お気に入り」「リーディングリスト」とパスワードの同期(および、Edgeのセカンドインスタンス生成機能)、さらに、「Windows 7」や「Windows 8.x」のプロダクトキーが使えるようにMicrosoftが先ごろ実施したアクティベーション方法の変更への対応などがある。
「Enterprise Data Protection」や法人用アプリや法人ユーザー向けの「Store」のサポートといった、期待されながらも欠けているWindows 10の企業向け機能の一部がThreshold 2の一部としてまだ搭載されるかどうかについて、最近は最新情報を耳にしていないが、やはり搭載されると思われる。新たにバンドルされるメッセージングアプリ「Universal Skype」や電話アプリ、ビデオアプリも、Threshold 2のアップデートに搭載されている可能性がまだあると思われる。
Winbetaが先ごろ報じたように、Threshold 2に搭載されないのは、Edgeの拡張機能のサポートだ。この機能はFall Updateに含まれず、Windows 10 Fall Updateの次のメジャーアップデートとして2016年6月までにリリースされると思われる「Redstone 1」に搭載される予定だ、と筆者の情報筋は認めている。また、この情報筋は、年内にWindows Insiderで、「Windows 10 Insider」ビルドの一部として、Edgeの拡張機能のテストが開始される可能性があると述べている
ブログ主注:
残念ながらコルタナも完全版は来ないようです。今標準搭載の音声認識は、どうもWin10では不調な感じがするんですよね。使用している方は(環境によっては)感じている方もいらっしゃるかと思うのですがどうもIEやほかのアプリと競合?するのか動作が不安定になる気がします。
(1)Windows 10使用者に予測される不都合
(先回のアップデート時の様子などからの私見です)
◎事前の準備準が必要と思います。
1.USB回復ドライブやインストールメディアを必ず作成しておく。
2.高速スタートアップは無効にしておく。
3.M/Bにインテル(AMD)ファーストブートの機能がある場合は念のため無効にする。
4.できれば、cmd(管理者)で起動時にセーフモードやシステムの復元などの選択ができるようにしておく。
【もしもに備えて】Windows8/8.1で起動時に常時セーフモードが画面上から簡単に選択できるようにする【やっておいてね】
5.USB機器はM/BのバックパネルI/Oに接続しておく。この際、3.0と2.0の機器はそれぞれの規格のポートに接続する。
6.セキュリティーソフトは、いったん(できればツールを使用して完全)アンインストールして標準搭載のディフェンダーにしておく。
◎ほぼ確実なこと
1.メディアプレーヤーやストアアプリの設定が初期化される(場合がある)
2.ストアアプリによっては、後程再インストールするなどの手段で修復が必要なものがある。
3.Win10非対応のメーカー製ユーティリティーなどは新たに障害が発生したり、起動不能に陥る可能性がある。
4.同様にセキュリティーソフトがメジャーアップデートに対応していない場合は深刻な障害に陥る可能性がある。
◎環境などによっては発生するかもしれないこと
1.BSoD
2.ファイル履歴の障害。
【windows10】ファイル履歴の障害【確認してみてね】
3.正しいパスワードを打ち込んでもログオンできなくなる。(この件は完全な解決法はありません。多くの場合は、システムの復元でロールバックすることで復旧します)
4.特にWindow8.1移行の省電力に対応していないPC本体や周辺機器の方は注意が必要です。
5.そのほかいろいろある気がしますが、発生時点でWin10の月別の障害情報カテゴリなどで記事にしていきます。
(2)Windows 10移行のタイミングを計っていた方
早めにWin10にと考えながら様子見をしていた方には、今回のメジャーアップデート後に、十二月の定例アップデートと第二アップデート定例アップデートが終わってしばらくしたころ、つまり年明けが良いタイミングかなと思います。
注:あくまで早くWin10にしたい方です。正直Win7/8/8.1で不都合のない方には勧めません!
ただし、Windows8からWindows8.1へのアップデートに失敗する場合の対処方を参考にPCをできる限り最小構成にする・危なそう・いらないソフトやドライバは事前にアンインストールするなどしてくださいね。
注:
ただし、今回Win7/8/8.1のプロダクトキーがあれば可能になるようですのでクリーンインストールすることを強くお勧めします。Win10では転送ツールが廃止されていますので、データの移行には十分留意してください。
私のおすすめとしては、バックアップし忘れのデータなどが発生する事態と、PCが起動できなかったり使用後しばらくしてから不都合が発生したり起動できなくなる事態に備えて
現在のシステムディスクを丸ごとクローンしておく
ことをお勧めします。
また、以前のOSからWin10にアップグレード後、PCに複数台のディスクを接続している場合に「使い回してWindows10に接続するとどうも調子が悪くなる場合」があるように感じています。
できれば(面倒ですが) Windows10移行後にdiskpartのcleanコマンドでディスクの内容を消去するなどしてまっさらな状態のディスクとして新たにWindows10に接続した方がいいでしょう。
(類似/同様例ではHGST-日立のユーティリティーが原因で障害が発生しています)
参考:
【Win10】HGST(日立)製HDD使用者はアップグレードにに厳重注意【BSOD地獄】
diskpartのcleanコマンドでディスクの内容を消去する
blog主の推測による注意事項:
Windows 10の修復をインストールディスクやUSB回復ドライブで実行する場合、少なくともメジャーアップデートがあった場合は最新弁に更新することをお勧めします。
これは過去に「Vista sp1適用時に以前のディスクで修復した場合に不具合が発生した」事例があるためです。