【Win 10無償アップグレード】XP ⇒ 7 ⇒ 8/8.1などの場合の元OSはどうなるの【ライセンス】
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
Windows10無償アップグレード時に、もともとインストールされているOSの構成が「表題のように複雑」な場合があります。その件につき、2015/8/26 10:10~10:20にMSサポート窓口に確認を取って正式回答をいただきました。
私の手元には、普段使用しているPCが計5台あります。
Windows7x2台
Windows8.1x3台
このうちの一台は、「Windows7 DSP ⇒ アップグレード版をキャンペーンで1200円のときに入手して8にした」ものです。
・このPCをWindows10に無償アップグレードした場合には以下のような考え方があります。
1)このままの状態でアップグレードした場合は、元OSすべてのライセンスを消費する。
2)Windows8はアップグレード版なので単独で元OSとして使用できないが、7を元OSとして使用してほかの7機を8/8.1にアップグレードできる。
3)2は可能であるが、無償アップグレードの段階で7のOSにした状態で10にする必要がある。
4)ライセンス的に問題はないので、3を実行せずにほかの7機を8/8.1にしてかまわないし、ライセンス認証の際にも問題は発生しない。(8/8.1が電話認証になることは問題としません)
結論は、「4番」でした。Windows10にアップグレードする(した)PCに複数のライセンスがのっていた方は参考にしてくださいね。
単独でWin10無償アップグレードの対象にすることが可能な、「一つのOSを任意にアップグレード元に選択することができ」、「それ以外のWin10無償アップグレード時に適用されていたOSはライセンシーを満たす方法でほかのPCで使用することができる」とのことです。
例にした私のPCですと
.Windows7だけを元OSとして良い。
(8/8.1はアップグレード版のため単独で元OSにすることはできません)
・Windows8/8.1は、ほかのWindows7 PCで8/8.1へのアップグレードに使用して差し支えない。
(この場合もちろんのこと「アップグレード元としたWin7」は、ほかのPCで使えません)
・当該のWin8/8.1をほかのPCで使用するために「今回アップグレードしたPCをわざわざWin7の状態にしてアップグレードしなおして」その後にWin10にする必要はない。また、(電話認証にはなるかもしれないが)ライセンス的に問題はなく「正規に認証が可能」である。
◎この件ものすごく説明がしにくく、うまく説明ができていない気がします。具体的に質問をしてくださったらできる限り回答します。
>>Windows7パッケージ版とWindows8-DSP版のうち元OSとして選択していない方は、ほかのPCに移して使用できる
新しく購入した(自作した)PCにインストールできるという意味ですか?
ご面倒をお掛けして申しわけありませんが教えてください。
>としおさん
Win10無償アップグレードを含めて、アップグレード(版)は、「アップグレード元として正規に認められているライセンス」を一つだけ消費すれば良いということです。
Windows7パッケージ版とWindows8-DSP版を所有していて7⇒8とアップグレードインストールしていたのでしたら、Win10へのアップ元はどちらか片方でよく、もう一方はDSPの規定にしてがって別のPSで使用して構いません。