【WIN個別】2016年4月以降のWinUpエージェントは単品でもWin10にアップグレードされる???【危険】
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キーワード:Windows Updateエージェント、勝手に、何もしない、Windows10
◎最終更新日 2016/4/23
・結論要約
GetWin10関連のKBを導入しないように注意を払っていても、2016/4以降の最新Windows Updateエージェントを導入した場合、WindowsUpdateのオプションに「Windows10にアップグレード」がチェックが入った状態で配信される場合があるようです。
・対象機材/OS/ソフト
Windows 7/8/8.1
・対象読者
現状Win10にアップグレードする気のない方
・本文
GetWin10関連のKBを導入しないように注意を払っていても、2016/4以降の最新Windows Updateエージェントを導入した場合、WindowsUpdateのオプションに「Windows10にアップグレード」がチェックが入った状態で配信される場合があるようです。
この問題は、エージェントを更新することで「非表示設定や過去の更新履歴、また(自動)更新の設定が再設定」されるためと推定されます。
ちなみにWindows 10 レスキューキット無償版に同梱されているWindows10アップグレードチェッカーを導入している私の環境(Win7-4台、Win8.1-2台)ではWin10Upは配信されていませんので気になる方はお試しください。
なお、今回の記事内容と画像は、ニッチなPCゲーマーの環境構築の【Win】 WindowsUpdateクライアント単品でもWin10化の危険性よりお借りしています。関連情報も充実していますので、詳細はお借りした記事ページでご確認ください。
抽出抜粋:
WindowsUpdateで入れなくても良いKBリストの暫定追加リスト(WindowsUpdateクライアント)以外を全部アンインストールしている環境下(KB3035583等は入れておらず、WUクラだけ入れている状況)で、WindowsUpdateのオプションに「Windows10にアップグレード」が来たそうです。
最新のWUクラだけ入れている環境全てに来るかどうかまではわかりませんが、MSさんはうっかりミスかっこわらいで「Windows10にアップグレード」にチェックを入れて配信してきたこともありますので、2015年4月以降に配信されたWUクラをお使いの人はお気をつけくださいませ。
Win10関連が付加されていないWUクラに関しては、下記の関連記事をご参照くださいませ。
備考
下記のレジストリを見て、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\OSUpgrade
AllowOSUpgrade = 1になっていたら要注意です。AllowOSUpgradeが1だとWin10への誘導が表示されるかもしれません。Win10ファックという方は0にしましょう(0はWin10くんな、1はWin10カモン)。いつの間にか1にされていたという報告をいただきましたので、WUクラのアップデートをされている方はお気をつけくださいませ。