【違約金@ドコモ光+OCN】回線に不都合があっても払わなくてはいけないのは変な気がする
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一般に、光回線を2年縛りで契約している場合に、中途解約するには違約金を支払わなければなりません。
でも、回線の速度が「異常ともいえるレベルで低下している」なんて場合にほかの回線やプロバイダに変更したい場合などにも違約金が必要って何か変な気がします…。
携帯電話ではいくらか改善がありましたが、インターネット回線もどうにかならないんですかね?
のっけからスクショを二つ…。100Mのマンションタイプ(とはいっても6戸のものなので戸建てとそう変わらない)のものです。
実はこれ最低のケースではありません。今まで最低は「96Kbps」です、メガではなくキロです…。ISDN時代かよ!!!
テストサイト:BNRスピードテスト
ちなみに障害が発生していないときの速度はこんな感じです。
フレッツ速度測定(回線の能力上限ととらえてよいと思います)
ご覧のようにアップロードは40M以上出ていますから、ネットで話題の某問題なのかもしれません。。。が、OCNに問い合わせると私が接続しているsapodori?とかいうポイントは工事していないとのこと(工事しなくても遅いのかよ…)。
30分以上ONU(光終端装置)の電源を切っておいて再接続すると、同じsapodori?でも異なるサーバーに接続する(ことがあるから確かめる)ので、それで速度を測れとかいろいろ言ってくるけど、全く解決しないです。
なぜ、今更感のあるこんなある意味古いことというかたくさんの人が知っていることを書いたかというと「大きく二つの問題」があるように感じたからです。
私自身、解約手数料を支払いたくないため、(違約金がかからない)この3月まで我慢しているのですが、一言書いておかないと腹に据えかねるというのもあります。(光回線が来ているのに速度低下がひどいときには「iPhoneのテザリングで利用」しているんですよね…。)
ちなみに、NTTフレッツのマンションタイプの途中解約は「いつでも2,000円」ですが、ドコモ光は「4倍の8,000円」です。
問題1
回線にドコモ光とOCN(もともとどちらもNTTのグループ会社だがあくまで別会社)の二つがかかわるため、なんというかたらいまわし状態になる。
問題2
いくら「回線速度はベストエフォート」とはいっても「光回線で96Kbps」でも「事業者側に全く責任はない」というのは問題があるのではないかということ。
うちの場合は、20:00~24:00ぐらいの時間帯に速度低下することが多い。まあ、一般に一番混んでいそうな時間帯です。サポートに電話をした際に、「でもほかの時間帯で普通に70Mbpsぐらいでるんですよね?それでしたら当社に責任はありません」といわれました。
まあ、首都高の料金は渋滞していても同じだし、高速道路でも100㎞/h制限の国で最高速300㎞/h以上の車を売って構わないのだから問題はないです。
でもでも、ちょっと待ってください。
いくら何でも百分の一・千分の一以下の速度ってひどすぎませんか?
自分が使わない真夜中に速度が出たって、そんなもの何なの?
通常の解約は違約金も仕方がないところがあるけど、いくらベストエフォートとはいってもある程度の基準を決めて解約金がいらない制度も必要と思う。その際にも問題1で書いた一つの回線に二つの会社がかかわるというのが問題になるのでここも何とかしてほしいところ…。
グチグチ書きましたけど「けっこうたくさんの人が回線速度の問題を抱えている」気がするのに、いつまでも「ベストエフォートだからいいのだ」というのはやめてほしい。
現状だと、どんなに回線の品質がげろげろでも「違約金の壁」に守られて業者がのうのうとしていられる。これでは本気で回線品質を向上させる必要が薄く、なかなか改善されないと思う。
皆さんは、回線契約前に十二分に調べて私のように「光回線なのに数Mbps」などというのを長期間我慢しないですむように気を付けてくださいね。
注
ドコモ光とOCNの組み合わせから、NTT光+OCNまたはドコモ光+ほかのプロバイダに変更することで改善します。どちらにしろ一方を解約しなくてはいけません。
なお、今回解約後に私が使おうと考えているインターリンクさんの「 ZOOT NATIVE 」 のように「インターネットの混雑の原因の一つとなっているNTTフレッツ網の網終端装置を通過しないため、安定した通信速度が期待できる」サービスもあります。
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