【要確認】2024年8月現在発生している一瞬のデスクトップ画面暗転など【2024/8/18】

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※ 問題発生源はAMDのServiceなのですが、現状Intel/nVidiaのシステムの方でも発生する場合があります。ご確認ください。

※ 独自情報です。顧客のPC修復やネット上の検索情報などからまとめた情報になります。

※ 自己責任での操作です。

2024年8月現在一瞬のデスクトップ画面暗転などが発生しているPCが意外と多いようです。

ひどい場合にはOSが落ちてしまうようなのですが、そこまではいかずに「なんとなくPCの調子が悪い・何らかの操作の際に一瞬フリーズする・一瞬のデスクトップ画面暗転する」などの程度のことが多いようです。

今回取り扱う障害の原因は「AMDのService」なのですが、どうも過去に一度でもAMDのM/B(チップセット)やグラフィックスを利用したことがあると、今現在は利用していなくても発生する場合があるようですので、現在Intel/nVidiaユーザーでも確認してみたほうが良いでしょう。

なお、対象となるAMDのServiceは、amd external events client moduleなどのAMD External Events Utility関連のServiceとなります。

※ 同様の障害が発生している場合にこの記事で紹介するもの以外にも原因がある場合もあります。

※ 必ずしも100%障害が解決するということではありません。

※ 自己責任での操作となります。

発生する障害

発生する障害と確認方法です。

対象となるPC

・AMD系チップセットのマザーボードを使用している。

・Radeonドライバーを使用(CPU内蔵グラフィックス及びグラフィックスカードを使用)している。

・もしかするとRadeonドライバーやAMDドライバーをWindows Update経由ではなく、マザーボード付属のものやベンダーサイトからダウンロードしたもので導入している場合。

・現在は利用していないが「過去に一度でもAMDのM/B(チップセット)やグラフィックスを利用したことがある」場合。

要するに、現在AMD製品を利用していたり、過去にAMD製品(旧Radeonグラフィックスを含む)を利用していたなどは「すべて対象になりえる」ということです。

発生する障害の例

・なんとなくPCの調子が悪い

・何らかの操作の際に一瞬フリーズする

・一瞬のデスクトップ画面暗転する

・突然OSが落ちてしまうことがある

・ストレージ上で何らかの操作をした場合に、ウインドウ上部の更新ボタンを押さないと反映されない

※ エクスプローラーでフォルダ新規作成・ファイルのコピーや移動、削除・並べ替えがすぐに反映されない現象です。

フォルダウインドウとして見てはいませんがデスクトップフォルダでも発生しますので、デスクトップ状の見た目でも同様のことが発生します。例えば、ブラウザで何らかのファイルをダウンロードした場合にデスクトップ画面に表示されないようなことが発生します。

・タスクマネージャーを開いたときに、表示されていないストレージがあり、しばらくすると表示される(これもプチフリーズ?)

…などなど、言ってしまえば「一瞬PCの動作が停止する」というようなことがいろいろな場面で発生するようです。

確認方法

PCで発生している障害を確認してみます。

もちろん、イベントビューアで確認するのが本筋なのですが、今回の場合は信頼性履歴で事足りるでしょう。

確認方法

信頼性履歴を開いて確認します。

1)タスクバーの検索アイコンをクリックし、「信頼性」と入力し、「信頼性履歴の表示」を選択します。

2)「アプリケーショエラー」・「Windowsエラー」・「その他のエラー」・「警告」・「情報」といったデータを確認します。今回は、赤丸バツ印(重要なイベント)や黄色い!マーク(警告)が表示されている日付の情報を確認します。

※ 今回は、AMD Serviceの、amd external events client moduleなどのAMD External Events Utility関連のServiceが重大なイベントにでてきていないかを確認します。

その他のものは、当該Serviceが悪さをして停止してしまった可能性も高いため、手を付けないでください。当該Service関連以外の者は、「しばらく様子を見て直らない」という場合に改めて対処をするようにしてくださいね。

今回障害が発生していたPCの信頼性モニタ画像例

拡大

 

ご覧のように「amd external events client module」というAMD External Events Utility関連のServiceの動作停止が繰り返し発生しています。また、このときにatieclxx.exeが同時に停止しているのが見て取れます。

たぶんこのときにさまざまな不調が発生しています。

atieclxx.exeは、AMDのグラフィックドライバの一部であるAMD External Events Client Moduleに関連する実行ファイルです。このプロセスは、グラフィックカードの外部および内部イベントを処理し、グラフィックドライバの設定やパフォーマンスに関する変更を管理しています。

一般的には無害で、AMDグラフィックカードを使用している場合に重要な役割を果たしますが、CPUリソースを過剰に消費したり、システムが不安定になる場合が知られています。

このことを鑑みると、PCの動作が不安定になってしまっても不思議ではないですよね。

障害が発生しているようなときは、ドライバの更新や削除を検討することが推奨されています。

※ Serviceを停止したた場合に目立った障害が発生することはないようですが、100%確実ではありません。あくまでPC環境によると考えてください。

今回は、「amd external events client module」というAMD External Events Utility関連のServiceの動作停止が様々な不調を引き起こしていると考えてPCの不調を解消しようという試みですので、この他のServiceなどには絶対手を付けないでください。

解決方法を実行後にしばらく様子を見て、それでもPCの不調が続くようでしたり、重要/警告がでてしまうイベントがある場合にだけそれぞれの事項に対する対処を「改めて実行」するようにしてください。

解決方法

解決方法は、発生条件の関係から何段階化に分けて実行することになります。

最初の手順

RadeonドライバーやAMDドライバーをWindows Update経由ではなく、マザーボードのユーティリティで最新にした場合に発生するケースがあるため、最初はドライバーなどをWinUp経由で上書きします。

More:

以下の手順を実行してもServiceなどの一部が残存してしまう場合があります。

そのような場合はAutoRunsなどを利用して不用なServiceを停止するのですが、必要なServiceまで停止してしまうと最悪OSが起動しなくなってしまいます。

そのため、この記事では一切紹介しません。

きちんと理解して実行できる方だけが実行してください。

現状AMDの場合

1)CatalystなどのAMDユーティリティを削除する

2)デバイスマネージャーから、チップセットとグラフィックスのドライバーを削除する。

3)M/BメーカーなどのM/B付属ユーティリティを削除する。

3)再起動し、M/BのBIOS設定を開く。

4)ブートメニューから、AMD/Intel/マザーボードメーカーオリジナルのファーストブートメニューを無効にして保存 ⇒ OSを起動する。

5)しばらく待つとOSのドライバーストアからドライバーが導入されますので待ちます。

6)Windows Updateを実行して、最新のドライバーをWinUpから導入します。

※ Win10の場合は自動更新KBの下側にオプションとして表示される場合がありますので、その場合はインストールボタンを押下して導入します。

※ Win11の場合はWinUp設定の詳細オプションの追加オプションに歯科表示されない場合がありますので、確認して手動で導入してください。

7)しばらく様子を見て不具合が収まったかどうか確認する。

8)収まらない場合は、AMD External Events UtilityServiceを停止(無効に)します。

現状インテルの場合

現状Intel/nVidiaで、イベントビューア上で確認してAMD External Events UtilityService関連のServiceが停止した履歴がある場合は次のようにします。

1)CatalystなどのAMDユーティリティが残っていたら削除する

2)上級者のみ自己責任で実行 ドラーバークリーナーでAMDのチップセットとグラフィックスのドライバーを削除する。

3)AMD当時のM/BメーカーなどのM/B付属ユーティリティが残っていたら削除する。

3)再起動し、M/BのBIOS設定を開く。

4)ブートメニューから、AMD/Intel/マザーボードメーカーオリジナルのファーストブートメニューを無効にして保存 ⇒ OSを起動する。

5)収まらない場合は、AMD External Events UtilityServiceが残っている(無効にならない/なっていない)場合は停止(無効に)します。

AMD External Events UtilityServiceを停止(無効に)する

システム構成(msconfig)のServiceタブからでも停止できるのですが、なにかの拍子に復活してしまうことがあります。

そのためこの記事では、コンピューターの管理からAMD External Events UtilityServiceを停止する手順とします。

なお、Win10/11とも同様手順です。

1)テスクバーのWinアイコンを右クリックして高度なコンテキストメニューを展開する。

2)コンピューターの管理をクリックして起動する。

3)左ペインでServiceとアプリケーションを展開して、サービスを選択します。

4)サービスが表示されたら、AMD External Events UtilityServiceをダブルクリックしてプロパティーを開きます。(画像は無効状態のものです)

5)プロパティーが開いたら、全般タブでスタートアップの種類を無効にする ⇒ サービスの状態を停止にする(別にトーストが表示されますので完了を待ちます) ⇒ 適用 ⇒ OK と進み、再起動を促されますので再起動します。

6)以上で操作は終わりです。しばらく様子を見てPCの不調が収まったか確認してみてくださいね。

この手段でPCの不調が直らない場合

これで不調が収まらない場合で、信頼性モニタからAMD External Events UtilityService関連の問題が消えた場合は別の問題が残っているということになります。

改めて信頼性モニタやイベントビューアで問題を確認して修復してください。

ただし、サービスの設定を変更したり、システム構成などを操作すると最悪PCが起動したいなどの事態も発生します。

十二分に理解をしたうえで実行するようにしてくださいね。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。

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