【実際にやってみた】Win7クリーンインストール時のWinUP激速化手法【時間は・・・】
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副題:Windows Updateに長時間がかかる問題の解決
キーワード |
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Windows Update、Windows7、長時間、失敗、解消、解決
更新 |
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最終更新日:2016/9/5…Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 の便利なロールアップ更新プログラムKB3125574を追記。
更新履歴
2016/9/5…Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 の便利なロールアップ更新プログラムKB3125574を追記。
2016/7/3…作業の総時間をご記載していたため訂正。同時に詳細経過所要時間を追加記載。
2016/7/3…初版掲載。
結論要約 |
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Win7クリーンインストール時のWinUP激速化メモの内容を実際に実行してみました。
実際のクリーンインストールでは、IE11への更新・初回のWinUpエージェント更新・Windows Updateカタログを使用するためのJAVA導入などの手順があるのですが、それらを含めアップデートに要した時間なども合わせて記事にしました。
手順そのものは1時間30分ほどで完了します。また、通常のアップデートも大変早く完了するようになりますので「これはおすすめ」です!
なお、インストールディスクがsp1の方はKB3161664導入からあと、Win7のISOイメージがダウンロード可能な方(プロダクトキーによってはダウンロードができません)はそちらを使用してインストール後にKB3616664を導入するほうが早い場合があります。
皆さんのお役に立てば幸いです。
対象機材/OS/ソフト |
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Windows7(無印・sp1)
対象読者 |
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Windows7クリーンインストール後のアップデートに時間がかかり困っている方
本文 |
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使用機材と準備したもの
準備していたKBの導入
通常のKBを更新するための準備
通常のKBを導入する
使用機材と準備したもの
使用機材
・WMware Workstation 12Player上のWindows7Prox64仮想PC
・CPU4コア、メモリ4GB、仮想ディスクは単一ディスクを選択、回線は光200M(実行速度下り70Mbps)
・OS以外は入っていない環境
準備したもの
スタンドアロンアップデートファイル(5個)
Windows 7 用の更新プログラム KB2534366 と KB2533552、KB2454826、sp1(スタンドアロン)、KB3161664
準備していたKBの導入
・クリーンインストールしたOSを起動する。
・用意した5個のKBを導入する際にOSがバックグラウンドでKBを検索していると導入に失敗することがあるため、Windows Updateの設定を更新プログラムを確認しないにして念の為に再起動する。(こちらのほうが望ましいのですが、この方法で失敗する方はインターネット接続を無効にした状態で5個のKBを導入することになります)
KB2534366 と、KB2533552、KB2454826、sp1(スタンドアロン)、KB3161664、Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 の便利なロールアップ更新プログラムKB3125574(2016/9/5追記)の順序で導入します。
・まず、KB2534366です。(手元での所要時間45秒)
・続けてKB25335532(28秒)、KB2454826(40秒)と導入します。
・ここで、sp1(スタンドアロン)を導入します。
手元では完了まで約30分でした。(開始⇒22分⇒自動再起動して構成中画面30%まで⇒1:30⇒起動後30%~⇒4:00⇒デスクトップ)
◎ ここでcab.ファイルのダウンロードが実行されます。インターネット接続がない場合は自動的にダウンロードがスキップされるようです。このことがあるため「導入時にLANを無効化するのではなく、「更新プログラムを確認しない」設定にして作業することをおすすめしています。
導入が成功していると再起動後に次の表示がポップアップします。
通常のKBを更新するための準備
ここからは、通常にKBを導入することになります。それではそのための準備です。なお、この段階ではまだWinUpの設定は「更新プログラムを確認しない」のままにしておいてくださいね。
・最初にコントロールパネルのWindows Updateを開き、左ペインの更新プログラムの確認をクリックします。ここまでの操作がうまく行っていれば10秒ほどで、「まず最初にWinUpエージェントを更新してください」となります。まず、この一個だけを導入してくださいね。(インストール時間40秒でした)
・ここで一旦、通常のWindows upudateを停止して、今後のことを含めてWindows UpdateカタログからスタンドアローンのKBをダウンロードできるようにセットアップします。
1)JAVAをインストールします。
2)IE11のダウンロードページからIE11を導します。
注:サポートされていないということでダウンロードページが開けない場合はクロームを導入してダウンロードしてくださいね。
インストールの最初に余計なもの?も一緒にインストールしようとしてくるのでチェックボックスを外します。
3)クッキーが有効なことを確認します。
Internet Explorer 11でCookieを有効にする方法
4)続けてIE11の累積を導入します。
これで準備完了です。
・次にIE11でMicrosoft Update カタログのページを開きます。
このようにアドオンのインストールを促されますので導入します。何もなかったところに検索窓などが表示される酔になればOKです。
・準備ができたら検索窓に「KB3161664 」と入れてKB3161664のダウンロードをします。
32ビット⇒Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3161664)
64ビット⇒Windows 7 for x64-Based Systems 用セキュリティ更新プログラム (KB3161664)
以下64ビットの場合
KB番号が正しいことを確認して、バスケットに追加します。
ウインドをX印で閉じて元のページに戻り、バスケットの表示⇒ダウンロード⇒参照⇒デスクトップなど自分のわかり易い場所を選択⇒ダウンロードします。
Security Update for Windows 7 for x64-based Systems (KB3161664)という名前のフォルダができますので開き、ダブルクリックしてインストールします。
再起動してきちんと導入されたかを確認します。
◎ More
また、今回私は実行しませんでしたが、この段階で一度ディスクのクリーンアップからWindows Update関連のファイルを削除しておいたほうが良いという意見もあるようです。
ただ、この後の私の作業で、初回の検索(WinUpエージェントのみきます)が10秒でしたのでどちらでも良い気がします。KB3161664導入後の検索では約230このKBが出てきますので、検索に1時間またダウンロードに要する時間も長くなるのは通常の動作であり「不都合で長時間かかってしまう」というのとは違う気がします。(回線速度や時間帯日時などで大きな時間差がでるケースも有ると思います)
通常のKBを導入する
・(2016/9/5追記)Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 の便利なロールアップ更新プログラムKB3125574をここで導入するとsp1提供時から2015/4までのほとんどの更新が導入できますのでこの後の操作がとても早くなります。
・通常KBを導入します。
Windows Updateの設定を更新プログラムは確認するが…に変更します。その後、更新プログラムがなくなるまで繰り返してくださいね。
私の場合で全作業が終了するのに約4時間50分でした。
更新の確認からインストール完了まで:
・KB3616664導入まで1時間30分
・1回目(213個・不明)3時間30分(確認1時間、ダウンロード~インストール~再起動完了2時間30分)
・2回目-1回めの残り(17個・106.5MB)(確認20秒、ダウンロード3分、インストール~再起動完了4分)
・3回目(6個・19.2MB)(確認2分30秒、ダウンロード5分、インストール~再起動完了2分)
・4回目ー3回めの残り(1個・0.42MB)(確認なし、ダウンロード3分、インストール~再起動完了8分)
・5回目ー前回排他のため?に導入できなかったものが即時表示された(4個・11.3MB)(確認なし、ダウンロード2分、インストール~再起動完了5分)
・6回目ー利用できる更新プログラムなしと表示されていたが念のため確認(1個・4.8MB)(確認1分30秒、ダウンロード30秒、インストール20秒再起動なし)
・7回目ー利用できる更新プログラムなしと表示されていたが念のため確認(0個)(確認30秒)
Noteで書いてあるように、通常KBの導入段階まで来たら「設定を自動更新にして放置」というのが正解の気がします。
そこまでで放置ということにすると1時間30分ほどでPCの前に座っていなければならない時間が終了します。また、この手順を踏まない場合は同じ環境で更新の確認に丸一日以上かかってしまう状況だったのが、クリーンインストールから3回確認しましたが発生しませんでした。
皆さんのお役に立つと幸いです。
なお、質問がありましたらご遠慮なくコメント欄で投稿くださいね。
Note:
・この後通常のアップデートをしていくのですが、悪意のある…はチェックを外して最後に適用する方は時間が短くて済むという話もあります。
・私の場合で確認は1時間程かかりました。このパートでは黙って終了するまで待っている以外に選択肢はありません。
・ダウンロードは2時間程かかりました。このパートでは少しでも時間が短くなるのではという方法が2種類あります。
1)全部を一度にダウンロードせずに、セキュリティー、悪意…、ネットフレームワーク関連、推奨分などグループ分けして別々に導入する。
2)ある程度(5時間以上かかっているような場合)経過してもダウンロードが終了しない場合(で特に完了が0%から変化しない場合)は、スタートメニューのシャットダウンのところを見てみる。!マークが表示されている場合は、シャットダウンをすると足までのものがインストールされるので、一旦シャットダウン後に起動し、もう一度WinUpを開始します。
何らかのエラーで止まっていた場合はこれで改善する場合が多いようです。
なお、完了が0%から変化しない場合というのはこのような感じです。(結構多いバグで実際にはダウンロードが進んでいるケースが多いです)
番外)Windows Updateの設定を自動更新やダウンロードするが適用は…に変えて、「果報は寝て待て」方式で放ったらかしにしておく。