【大型アップデート提供】Win7.1とWin8.2が提供されます【虚報です】

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ご注意
この記事は、現在のWin10無償アップグレードに関するMSの提供方法とWin8 ⇒ Win8.1アップデート時の提供方法とサポートの変更、マイクロソフト ソフトウェアライセンス条項に基づき、私がシナリオとしてあり得るかなと考えた仮想のものです。

キーワード

Windows Update、Windows 10、無償アップグレード、(半)強制、最悪シナリオ

更新

最終更新日:2016/6/3…一部改訂

更新履歴

 

結論要約

現在のWin10無償アップグレードに関するMSの提供方法とWin8 ⇒ Win8.1アップデート時の提供方法とサポートの変更、マイクロソフト ソフトウェアライセンス条項に基づき、私がシナリオとしてあり得るかなと考えると、MSがもしかしたやってきそうな「ある意味では最悪のシナリオ」があります。

それを仮想の記事にしてみました。どうぞご覧になり、そのようなことが起きないよう祈って(というか運動できるものならそうして)くださいね。

SN00042

 

対象機材/OS/ソフト

Windows 7、Windows 8.1

 

対象読者

Win10アップグレード対象PC保有者

 

本文

最悪シナリオ
最悪シナリオ解説
最悪シナリオを考えた根拠
いきなりWin7/8.1をアップデートでWin10同様化する手法をとらなかった理由と考えられること

最悪シナリオ

プレスリリースより抜粋(風に書いてみました…):
マイクロソフトでは、このたび(日本時間2016/8/11)Windows 7並びにWindows8.1を使用しているお客様に素晴らしいリリースをご提供できることになりました。当該OSに2016/9/1より順次Windows7.1並びにWindows8.2をご提供します。

このリリースには、最新のセキュリティー・機能・使いやすく素晴らしいインターフェースへの変更が含まれています。

皆様に新しく素晴らしい体験をご提供できることは、私たちにとって最高の喜びです。

なお、Windows Updateで提供されるため皆様にはご負担はかかりません。導入が難しい場合など十分なサポート体制をご用意いたしますので専用窓口でご相談ください。また、詳細については「 https・・・・・・・ 」をご覧ください。

 

最悪シナリオ解説

今回の不評たらたらという事態になっているWindows10無償アップグレードですが、実はMS側はVista Ult.の際のサポート期間の短縮、Win8 ⇒ Win8.1の際の強引な手法への批判などを踏まえて、このような方法をとったのではないかという可能性があります。

Win8.1時のやり方(Win7.1/8.2として強制する)より選択肢を残してあるほうが「批判が和らぐ」という意見があったのではないでしょうか?また、今回の手法では大量の互換性デートも収集できたと考えられ、これも企業向けのアクションを起こすための布石と見ることができます。

実際には、法務的にも問題がないということでWin8.1アップ時にWin8のサポート期間短縮やWin8を使用できなくなるPCが発生しても問題はないという検討を完了していると思われます。

そこでこのシナリオは、7月29日までのWin10無償アップがMSの想定通りに進まなかった場合にどのような手段があるだろうかと考えてみたものです。

主にWindows8からWindows8.1へのアップ時にMSがとった手段、MSがここまでの不評を買っているにもかかわらず「ますますアップグレードしない選択が困難な方向に向かっている」こと、7/29で無償アップグレードは終了するしその後は購入してくださいと明言したこと、MSの想定通りに進んでいないことなどを前提にシナリオを考えました。

シナリオ自体は、Win8.1アップ時のやり方でアップしなかったPCのサポート期間を短縮し、あくまで利便性やセキュリティーの向上などを盾に、「Win7もWin8.1もほぼWin10にしてしまう」というものです。

これは、アップデートとしてWindows10にしてしまうという最終手段のシナリオなのですが「MSが実行しようとした場合に必ずしも無理ではない」気がします。

この後、考えた根拠などを書いていきますので、皆さんにご意見をコメントなどでいただければと思っています。

 

最悪シナリオを考えた根拠

MSはなりふり構わずWin10ただひとつを「MSが提供するプラットフォーム」にしたいように見えること。

少なくともVistaの時代に発売時Ult.のサポート期間は企業用のPro/エンタープライズと同様といっていたがコンシューマー用のhomeと同期間に変更しようとした過去がある。この際もちろんのこと法務的検討はなされていたものと考えられる。

Win8からWin8.1へのときには、Win8のサポート期間の短縮、x64版のCPUの追加条件で64ビット版が使用できなくなるPCが発生したこと、Windows8.1 Update時には大幅といってもよい省電力の変更もあり不都合が発生するPC(USB機器)が生じるのはわかっていたであろうが(お構いなしに)変更したことなどがある。この際ももちろん法務的検討はなされていたものと考えられる。

MSはOSプラットフォームの改善により使用できなくなる機器が発生しても「基本的に無責」であると考えられる。周辺機器も含めた対応するドライバの提供などはあくまでベンダーの責任であると考えられます。

事業として「早急にグーグルやアップルと同様の手法をとり同じ土俵に立たなければならないという危機感」がコンシューマ側で考えているよりはるかに高いのではないかということ。

MSの考えとして、最初から強制的にすべてのOSのWin10化をするよりもベターな手法として今回の無償アップデートの提供という方法をとる。

想定通りにいかなかった場合は時期をずらしてWin8.1時の手法をとるという二段構えにして批判などのリスクを低減しようとした可能性もあること。

(いったん地ならしともいえる手法をとり批判/抵抗を抑える、かつ今回の無償アップデートでかなりの互換性情報などが収集できることになるため、それ(弱い立場であろう一般コンシューマーの人柱化)を検討することで企業ユーザーへの適用時の不具合発生の最小化を図ったと考えられる)

 

いきなりWin7/8.1をアップデートでWin10同様化する手法をとらなかった理由と考えられること

これはひとえに「大規模企業/法人等ユーザーへの影響を考慮した」というのが、ほぼの理由100%ではないかと思います。

Win8.1時のような強制的な適用をした場合に引き起こされる、ソフト/ハードの互換性問題など様々な理由による「Windows離れ」を法務的な事項より重視した結果でしょう。

しかしながら、Windows8/8.1の改良手順、Win10無償アップグレードの提供の経験から、企業ユーザーに対しても(半)強制的に適用が可能な筋道がついたのではないかと考えることができます。

特に、今回のWin10無償アップグレードで(大量の人柱を使って自社でのリリース前の限られた検証と比較すべくもない)膨大な互換性データを収集したことが大きく、MSとして「よしいける!!!」というだけの十分なデータが手元にある気がします。

この、記事の想定のように7/29の無償アップグレード直後というタイミングより遅い場合のほうが可能性としては高いでしょうが「Win7/8.1のWin10化」は少なくとも夢物語ではない気がするのですがどうなのでしょうね?

無料で、しかもこれほど迷惑と非難されてまでもWin10アップグレードを「親切にも提供してくれる」なんてことには裏がありそうと考えるのはひがみでしょうか。

でも、ただほど高いものはない…とも言いますね。

 

ps:
頼むからWin10で使えないソフトの買い替えなど、余計なお金がかかるようなことを押し付けるのはやめてほしいと云いたくなります。

PCをスタンドアロンで使用すれば済むとはいっても「インターネットを利用できないPC」というのは仕事をするうえでも厳しいですよね。

◎ もう一つの可能性として「いやだな」と思っていることがあります。Win7/8.1ともWinUpがWin10同様にロールアップとして提供されKBの選択ができなくなり強制適用になる事態です。セキュリティー上の理由を付けて変更になる可能性は低くない気がします。

 

更新履歴

2016/6/3…一部改訂

2016/6/2…初版

 

9 Responses to “【大型アップデート提供】Win7.1とWin8.2が提供されます【虚報です】”

  1. 7/29で強制とも言えるWindows10への無償アップグレードのおすすめは、Microsoftの日本法人の社長がいっているように終了するのだろうけれど、その後どうMicrosoftが出るのかという一つの可能性をこれを読んで感じました。
    職場で、80台ほどWindows7やWindows8.1の管理者のまねごとをしているので、日々Windows10無償アップグレードと戦っている雰囲気があります。これが、7/29で終わらず、延長戦があるのかと思うと憂鬱ですね。。

  2. >kfkf27719さん
    コメントありがとうございます。あくまで可能性の問題ですし、ふたを開けるまでわからないですね。

    ただ、記事にもしているようにWin7の更新がロールアップで提供されたこと、セキュリティー上の理由ということでWin7/8.1もWin10同様にロールアップとしてKBをというのはある気がします。

    そうなると、会社で管理する場合WSUSを使用する・エンタープライズ版に移行するしかなくなってきます。(10では今現在も必須でしょう)

    会社としては、LANは域内と外部接続を分けるなどしてしまうことになるかもしれませんね。MSコミュでも仮想を同時使用して実現したいということで質問が出ていました。

    なお、今後万が一に備えるのでしたら、個人的にhttp://foreversecurity.dnki.co.jp/など試してみると面白いかもしれません。

  3. こんな強制をして、病院システムなどに故障がでて、手術中患者が死亡したりする可能性もある。こんなことは起こりえないとまでWin10アップに自信がもてるとは思えない。トラブル続出中だし。。。

  4. >素人さん
    コメントありがとうございます。さすがに医療機関などではクローズド環境ですし、いまだに2000やXPというところが多いかもしれないですね。

    それにしてもここまで信頼感がなくなって将来的に影響が出ないということはない気がします。

  5. 自分が対応した病院に限れば今回のWindows10強制的なアップグレードで困ることはないですね。

    開業医から総合病院までいろいろと対応したけど、重要な役割をするシステムは外部には繋がっていませんし、総合病院では常時PCのエキスパートが24時間体制で管理をしています。大きいところは例外なくUNIX系で、端末のみがWindowsというところです。端末が故障や不具合が出ればすぐに代替え機に入れ替えて診療に支障が出るのを最小限にしています。

    病院や企業ではそういった心配は少なくとも日本では無用です。零細企業ではそういった正しい知識とスキルがある人を雇うことはできないし、業者にも依頼するのが無駄だと思っているのでいつまでも愚痴しか言わないで何も学ぼうとしません。ゆえにいつまでたってもうだつが上がらない。

    町の金型屋から世界を相手に事業を大きく拡大して、民家からスタートして大きな自社ビルを建てるまでに成長した会社社長はPCの事を何も知らないところから勉強して仕事に役立てています。

    世界進出もホームページを作った事がきっかけ。最初に相談を受けて指導した時にはここまで成長するとは思いもよらなかった。

    勉強する人と、屁理屈ばかりで勉強どころか考えることも放棄している人は一生そのままです
    ね。勉強する暇がないのにクレームを入れ続ける暇は呆れるほどあるんですね。

    パソコンを使える人とパソコンに使われている人の差ですね。

    そういう視野の狭い人には何を言っても無駄なので相手をしないのが一番なのですが、面白がって燃料投下したりするからいつまでも続くんですよね。みんな根気強いな。

    こういう人にかまってる暇があれば他の質問を解決してたほうがよほど有意義です。

  6. 医療関係で心配なのは病院ではなくて企業側。T芝などは保守の支払いを滞らせてPC会社が対応するに対応できない事態になっていました。T芝を通さずに病院と直接契約を結ばせることで対応しましたが、人命に関わる仕事をしている自覚が無いですね。人道的に金を出さなくても動いてくれるだろうという魂胆なんでしょうね。

    Windowsのシェアが9割というのは個人ユーザーでの話で、これを企業や病院を引き合いに出してもプロフェッショナルに笑われるだけです。
    可能性はほぼ0ですよ。無免許医や僻地の診療所では可能性ないわけじゃ無いけど、今はドクターヘリもあるし、診療所で命にかかわる大手術をすることもなくなって来ていますよね。日本の医療が優れているのは陰で支えているIT技術者のおかげもあるんですよ。彼らの努力を踏みにじるような発言は感心できません。

  7. 彼らの努力を踏みにじるような発言は感心できません。

    まあまあ、、、、calm down^^)
    悪意を込めたコメントじゃないはずですよ、全体の論旨を読めば。Windows10の暴力的なアプグに対する怒りなんですよ。そこが論旨の中心命題であって、医療関係の努力云々部分への批判じゃないので、まあ、落ち着いて。

  8. ここでのコメントではなく某コミュニティでのことです。延々としつこくグダグダいう人がいるからそれを信じちゃう人もいるんですよね。個人と組織のセキュリティ意識の隔たりはどうしてもあるものです。それが正しいか間違っているかを調べることをしないと風評を鵜呑みにすることは危険です。
    もちろんMSのアップグレードには自分も快く思っていません。苦情は解るけど、それを見当違いなところにぶつけてもなんら解決はしないということです。中にはこういう風評を鵜呑みにして関係ないところにクレームを入れて業務妨害になっているケースもあります。それこそ人命にかかわることになりかねないのでね。そういう心配はプロが身を粉にして全部面倒を見ているので、自分の心配を第一にしてほしいものです。

  9. 風が吹けばおけ屋がもうかる。世の中はどんな連鎖でつながっているかわからない。某掲示板にニューズウイークが報じたところによれば「Windows10の自動更新プログラム、アフリカのNGOを危険にさらす」とある。”「武装した密猟者に応戦するメンバーを誘導している最中の端末に強制更新が始まったら、死傷者が出ていたかもしれない」
    医療システムでも透析患者の予約端末がダウンしていて予約に失敗、。。。いろいろあって死んでしまったとかもあるかもしれないし、医薬品発注システムでトラぶれば、緊急時の特定薬品在庫が間に合わなくて死亡。。MSのせい+病院側のミス。怠慢+不運で死ねば、決して表にはでない。しかしMSの酷い押しつけが引き金を引いたと非難は出来るだろう。

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