【サブ機更新】Intel i7 3960X ⇒AMD Ryzen 5 8500G@MSI PRO B650M-A WIFI【2024/11/3】

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今回、息子に使わせていたサブ機を更新しました。

いつもは、私のPCを更新して、従来のメイン機をサブ機に回し息子が利用という流れなのですが、今回は私がCore Ultra待ちの様子見ということでサブ機を先に更新することになりました。

更新理由は二つです。

・プログラミングの学習を開始すること

・Win11対応

2025年10月までには更新する予定であったことに加えて、プログラミングの学習を開始するということで、今回の更新となりました。

私は手元の自作PCでCPU内臓のVGAを利用したことがなかったので多少とまどった点と、MSIのM/BのBIOSはASUSやGIGABYTEと結構違っていてとまどったということがあり、そのあたりを中心に記事化します。

組みてて自体は記事化する必要もないようなごく普通ものでしたが、割合に言われる「MSIマザーのBIOSのクセ」みたいなところもあり、そのあたりを中心とした記事になります。

来年のWin10サポート終了で、どうしても自作PCの更新が必要な方も多くなると思います。

参考なれば幸いですし、この記事があなたのお役にたつことを願っています。

対象 内容
キーワード 自作PC、AMD Ryzen 5 8500G BOX

MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI

BIOS、設定、注意点 、特徴

OS/ソフト Windows11
対象読者 AMD CPUとMSI M/Bで自作する方

CPU内蔵のVGAだけでPCを組むのが初めてという方

最終更新日 2024/11/4…初版公開

2024/11/3…記事作成開始

PC本体の構成変更点

旧サブ機と今回新規に組み直したPCの構成の変更点です。

新旧変更パーツ

CPU、メモリ、M/Bを新調し、VGAをCPU内臓と手持ちのグラボという構成に変更します。なお、ケースへの収まりの問題もありますので、変更していませんがケース名も載せておきます。

旧サブ機 今回新規に組むPC
【CPU】i7 3960X @ 4.71Ghz 【CPU】AMD Ryzen 5 8500G BOX
【メモリ】16GB(DDR4) 【メモリ】32GB(DDR5)
【M/B】ASUS P9X79 DELUXE(ATXプラス) 【M/B】MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI(マイクロATX)
【VGA】ATI HD6850 【VGA】CPU内蔵AMD Radeon™ 740M(HIMDを利用)+GTX710(DVI利用)
【ケース】CM-690プラス 【ケース】CM-690プラス(同じ

購入場所と価格

今回の購入場所と価格です。

※ 最安値の場所で購入していません。今までの購入履歴やショップの評価、在庫状況等も考慮しています。

パーツ 購入場所と価格
【CPU】AMD Ryzen 5 8500G BOX 本店 ディーライズEX(通販・クレカ価格)

本体:24,430円

送料:0円

【メモリ】32GB パソコン工房(通販)

CFD:DDR5 16GB 2枚組

(W5U5600CS-16G)

本体: ¥11,480

送料 ¥0

【M/B】MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI(マイクロATX) アマゾン(通販)

本体: ¥15,284

送料 ¥0

【VGA】CPU内蔵AMD Radeon™ 740M(HIMDで利用)+GT710(DVIで利用) GT710は流用
【ケース】CM-690プラス 流用
パーツ代合計 ¥51,194

新規PCの利用目的とパーツ選定理由

新規PCの利用目的とパーツ選定理由です。

利用目的

・メイン利用目的は、JAVAとPythonのプログラミング学習です。

※ パーツ選定の重要事項になりますが、高度なGPU処理が必要なとところまでは考えていません。

・Win11へ移行するために要件を満たすPC構成とする。

・現状、ゲームはメイプルストリートをします。

・Web動画視聴、officeスイートの利用。

個別パーツ選定理由

個別パーツ選定理由を簡単に書いておきますね。

全体としては、必要十分な性能で極力安価という選定になります。

パーツ 選定理由
【CPU】AMD Ryzen 5 8500G BOX ・6コア12スレッドで高いマルチタスク性能を持ち、コーディング、コンパイル、デバッグをスムーズにこなせ、プログラミング学習には十分な性能がある。

・グラフィックス内蔵

・安価

【メモリ】CFD

DDR5 16GB 2枚組

(W5U5600CS-16G)

 

・必要十分

・比較的相性問題が発生しにくい。

・16GBでも問題ないと思うが、ビデオメモリに16GB程度予約されることを見越して32GBとした。

【M/B】MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI(マイクロATX) ・必要十分

・この価格でWi-Wi6オンボード搭載。

・発売当初3万円近かったものがここまで価格が下がっている。

・有線LAN2.5G

【VGA】CPU内蔵AMD Radeon™ 740M(HIMDを利用)+GT710(DVI利用) ・内蔵GPUでHDMI出力4K60フレームに対応
【ケース】CM-690プラス 手持ちの流用。マイクロATXのM/Bだが、配線の取り回し等も余裕があるほうが良いということもあり使用。

結果的には正解というか、ケースを小さくしていたら失敗してしまいかねなかった。

組み立てやOSインストール時などに気づいたこと

組立自体はごく普通にできるのですが、いくつか注意点や留意点がありましたので書いておきますね。

特に、MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI(マイクロATX)は結構注意や留意が必要かもです。

 

パーツ 注意点・留意点
【CPU】AMD Ryzen 5 8500G BOX ・付属クーラーは、CPUグリスがあらかじめ塗布されています。保護シールなどはありませんので開封時や開封後にどこかに置く場合には注意してください。

・形状としてCPUクーラー取り付け後にCPUとクーラーベースの間に一部隙間が空きますので、縁の隙間にけっこう埃が溜まるかもしれません。この点は定期的な清掃など注意が必要かもしれません。

※ 8箇所の切り欠きは4mm程度の厚みがあります。

・付属クーラーだと軽作業でも80度を越えてしまうことも多い。問題はないのだが、もう少し冷えるクーラーと交換するのもありという感じ。

・ベンチでの性能は上々。CPUクーラーをよく冷えるものにして、M/Bの設定次第ではより良い数値が出る可能性がありそう。(設定次第ではあるがブートの効きは確実に差が出ると思う)

・グラフィックスはきちんをHDMIで4K60フレームが出る。ただし、HDMI(ケーブル)の規格に注意。

・M/Bのところに書くが、VGAの切り替え設定があるので注意。

【VGA】CPU内蔵AMD Radeon™ 740M(HIMDを利用)+GT710(DVI利用・流用) ・予想通り、GPU用の予約で16GB。(たぶん16GB搭載だと8GB予約)

・レーン数の問題などがあるのですが、M/Bの方にまとめます。

・DVIポートのあるM/Bは少なくなってきていますので、そのあたりは留意が必要です。

・メイプルストリートは内蔵GPUで十分にゲームプレイ可能。

【電源】玄人志向500W(流用)

KRPW-N500W/85+

 

CPU4ピン用のコネクタがなく、ペリフェラリ4ピンに変換コネクタをかませた。少し古めの電源ユニットの場合は注意が必要。

・各種の新規格などのこともありますので、最新のCPU+M/Bで組むのでしたらこういう機会に電源も最新の規格のものにするほうが幸せかもです。

【M/B】MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI(マイクロATX) 私の手元だけの現象もあるかもしれませんが、結構気になる部分がありました…。

参考情報: msi UEFI BIOS 設定項目(メーカーマニュアルより詳細でわかりやすい)

私の環境だけかもしれないもの

デフォルトでは内蔵VGAでBIOS画面の表示ができなかった。(2024年7月のバージョン)そのため、なにか失敗したか初期不良かと焦った。

デフォルトでは外部VGAの設定になっている。(2024年7月のバージョン)このあたりが原因で初回起動時にBIOS画面も表示ができないのかも…。

※ 解決策としては、手持ちのGTX710(Win11対応品)を取り付けて初期設定を行いました。グラフィックスの設定さえ済ませれば、問題なく動作します。それにしても、仮組みしてBIOSのバージョン確認のために起動し、画面が映らないというのは心臓に悪いです。

動作確認用のLEDが搭載されている機種の場合は、慌てずにLEDの表示を確認したり、M/Bのビープ音などを確認してくださいね。

汎用的と考えられるもの

・8500GだとCPU用の8ピンを挿せば4品がなくても起動するというような話もあるようですが、手元での確認では起動しませんでした。

・CPU内蔵のVGA(GPU)を利用したことがない方もいると思います。CPU内蔵のVGA(GPU)単体、外部VGA単体、両方利用する、これらの切り替え設定があるので注意してくださいね。

このM/Bですと、アドバンス表示してセッティングの中にグラフィックスの設定があり、内蔵/外部VGAを切り替えることができます。

※ CPUのレーン数の関係なのか、内蔵VGAを有効にすることで両方使えないこともないのですが、両方利用する設定はありません。

・使用開始前に「一度CMOSクリア⇒ロードデフォルト⇒必要があれば内部VGAを有効にして保存⇒再起動」したあとで、今回自分の好みの設定に直した方が良い。BIOSのバージョンに依存する可能性もあるが、この操作をしないと変更した設定が保存されない場合があるみたいです。

・ボタン電池が外れない。これはボタン電池の誤飲防止でストッパーが追加されたことによるとのこと。自分の場合は電池が入った状態では、ストッパーを外せなかった…。

追記:画像の中央部にある丸い穴に舗装者を差し込んで持ち上げることで外すことができるようです。

・そのためCMOSクリアピンの位置把握は重要!(M/B下側中央付近)ジャンパー接触パーツが付属していないのでドライバーなどでショートさせるのですが、カッターナイフの刃先を中央部分に差し込むのが他の部分に誤って触れにくいですし簡単です。

・起動が遅いというような書き込みがあるが、最新BIOSでは特に問題なし。

・(当たり前ですが)付属のアンテナを取り付けないと無線LAN感度が弱く速度が出ない。(別記参照)

・USB3.0のコネクターの位置と向きの関係で、M/Bの右端とケースのストレージ収納部分の間に余裕がないと結構苦労しそうです。留意してくださいね。(どうして縦向きでないの?)

CM690プラスでもけっこう厳しかったので、場合によっては延長コードで柔らかく細めのケーブルのものや向きを変換できるタイプにしたほうが良いかも。

商品例:MZHOU SATA USB延長ケーブル-USB3.0マザーボード前面19ピンオス-メス延長ケーブル

【別記】無線LANの速度について ※ 画像はクリックで拡大できます。

有線接続(下り879.66Mbps)

※ ビッグローブ光マンションタイプ1G契約@IPV6オプション、無線LAN(ax-5G)の最大速度は1201Mbps。

 

無線接続(下り24.25Mbps/アンテナ無し)

※ 背面アンテナを取り付けていない状態での計測です。感度マークは最低と最低から二番目を行き来する状態。

無線接続(下り237.16Gbps/アンテナあり)

※ 背面アンテナを取り付けた状態での計測です。感度マークは最大状態。同じ場所でiphone12だと450Mbps出ていたので、性能はそう高いユニットでもないのかも…。壁一枚隔てて距離5M、下り200Mbpsは超えるので、あって不自由はしないという感じですね。

【ケース】CM-690プラス(流用) ・M/Bの項目にも書いたが、USB3.0のコネクターの向きの関係で、M/Bの右端とケースのストレージ収納部分の間に余裕がないと結構苦労しそうです。留意してくださいね。

総評

今回は、AMD Ryzen 5 8500G BOX + MSI マザーボード PRO B650M-A WIFI(マイクロATX)という構成で組みました。

ある程度の作業をしてみたり、クルスタルマークレトロでベンチしてみた結果を見ても当初の利用目的には不自由はなさそうです。

ただし、この構成はPCIレーン数が限定されているため、重めのゲーム用途には向きません。

それでも、通常のofficeスイートなどの利用と4Kモニタを接続した状態でのWebブラウジング、Webブラウザーで動作するゲームのプレイなどという用途であれば十分以上の性能です。

CPU+M/B+DDR5のメモリ32GB、そしてM/BにWi-Fiとブルートゥースが乗っていることを考えると買い替えたパーツ代の総額が52,000円程度というのは魅力的です。

将来拡張性がある方が良いという方は、5,000~10,000円ほど追加して、少なくともM/BはPCIレーンがフルレーンのM/Bにしておくとよいのかなと思います。

今回の利用目的からすると大正解なPC新調でした。

ベンチ結果

・8500Gと2600無印ではCPU性能が倍ぐらい向上している。

・8500Gは、8000番台ではあるがアークテクチャーが異なる。高性能x2+省電力x4の構成なのでCPUスコアは伸び悩み気味。

※ 変換アダプタが届いていないため、GT710に接続しています。画面解像度も異なりますし、VGAの項目は比較対象になりません。

※ ストレージは双方M-2ですが、PCIeの規格が異なります。

参考: Ryzen 5 2600無印

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回の記事は君縦家庭やセッティングなどを詳細に書いたものではなく、MSIのM/Bが初めて、CPU内蔵のGPUだけを利用するのも初めてという状況でとまどったことを中心に書きました。現行のPCがWin11対応ではないということで新たなPCを組むという方も少なくないと思います。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。

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