【WinUp個別】2019年1月Win10第二定例日(1/23)~1/27の不具合概況【2019/1/28】
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Win7
Win8.1
Win10
Office系の障害
・2010の障害は、1/23自動配信開始となったKB4462157で解消されています。
・OfficeのKB由来ではなくWinのKB由来ですが「データベースに32文字を超える列名がある場合、Microsoft Access 97ファイル形式のMicrosoft JETデータベースを使用するアプリケーションを開くことができない」不具合は解消されていません。この件の修正パッチは2月初旬というアナウンスです。
解決策(MS)
回避策
この不具合を回避するには下記のいずれかの方法で回避します。
回避策 1
すべての列名が32文字以下になるようにデータベースを変更します。
回避策 2
データベースを『.accdb』ファイル形式に変換します。『.accdb』ファイル形式を使用するには、変換後に接続文字列を変更する必要があります。最も簡単な変換方法は、Microsoft Access 2010以前を使用することです。Microsoft Accessを使用して、以前のファイル形式のデータベースを開きます。変換するかどうかを確認されます。[はい]をクリックしてデータベースを『.accdb』の拡張子で保存します。
回避策 3
データベースを新しい『.mdb』ファイル形式に変換します。この場合、接続文字列の変更は必要ありません。Microsoft Accessを使用して、以前のファイル形式のデータベースを開きます。変換するかどうかを確認されます。[はい]をクリックしてデータベースを『.accdb』のファイル拡張子で保存します。『.accdb』を開きます。[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]をクリックし、[Access 2002-2003データベース]を選択します。
Microsoftは解決に取り組んでおり、2月初めに解決策を提供できる見込みです。
Win7
今回は静かです。
・「一部環境でネットワークインターフェイスコントローラが動作しなくなる」不具合は解消されていません。発生する環境としない環境がありその切り分けはできていません。どうも発生する環境では毎回発生しているようです。
この件のMSからの解決策は以下になります。
解決策(MS)
1. ネットワーク デバイスを確認するには、devmgmt.msc を起動します。[その他のデバイス] に表示されることがあります。
2. NIC を自動的に再検出してドライバーをインストールするには、[操作] メニューから [ハードウェア変更のスキャン] を選択します。
a. または、デバイスを右クリックして [更新] を選択して、ネットワーク デバイスのドライバーをインストールします。 次に、[ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索] または [コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索] を選択します。
ただし、少数ですがネットワーク デバイスのドライバーをインストールしようとすると実行エラーが出てインストールできない事例が発生します。そのためこのブログではネットワーク関連の設定とドライバをバックアップしておき、復元するという手段を推奨しています。
参考記事
【メーカーPCもOK】ドライバを一括で抽出する【Win10クリーンインストール】
【WinUp個別】ネットワーク設定のバックアップ【2018/6/11】
windows7 ひらけないHP
このブログもそうですが古いVer.のブラウザーを利用している場合やTLS1.2が無効化されている場合に閲覧できないサイトが増えています。最新に更新してくださいね。
Win8.1
windows10(にUpできない)
windows10へのセットアップ 更新プログラムがダウンロードできない
一旦Win10にしてUPの権利を持っている人の移行が増えているのか、切り捨てられたCPUやVGAに関することなどを含めて移行がうまく行かないという事例が多くなってきています。
Win10の中でさえ1703以上にアップできないPCというのは出てきており、当たり前といえば当たり前のことでもあるのでしょう。私見ですが、Win10対応をしていないメーカーPCなどは元OSで寿命を全うし、その後持つ改定と考えWebブラウ人語などが主用途でしたら、機材に対応したLinuxなどで使用することをお勧めします。
Win10
今回、毎度おなじみのものは割愛しているものが多いです。その中でも、この半年ぐらいに増えているものや気になったものなどを類型的代表例を抜き出し、注意点などを掲載しています。
・ホットスポット問題は、1/23配信のKB4476976で解消されています。
エクスプローラー上で右クリックしても新規作成は表示されるがその後、反応なしと表示され新規ファイルなどを作成できない。
1803から1809にアップデート後に発生したようです。このケースでは、一度セーフモードで起動することで改善したようです。
Winではどういう訳か「デスクトップの表示がおかしい、どうも動作がおかしい、何かが起動しなくなった」などの時に「一度セーフモードで起動する」と直る場合があります。今回もそれで直ったようです。あくまで推定ですが、スタートアップ時に余計なソフトやサービスが起動していると大きなアップデート後などに更新を適用して正常に動作するように処理するのを邪魔してしまうようなケースがあり、セーフモードで最低限のOS起動をした際に引っかかっていた処理が終了するのではないかと思われます。
片方のモニターが表示されません
グラボの業者に聞けという回答になっていますが、マルチモニタ環境で不具合というよりも不都合といった方が良いのかなという事例がかなり目につくようになった気がします。(1803の時はまれ、1809になって目につくことが多くなった)
メインモニタが保持できない、画面の回転がグレーアウトする、スリープ後にウインドなどがすべてメイン画面に集まってしまう、モニタの電力が復帰しない、などです。ドライバー更新が止まった古い機材で発生することが多いように見えるのですが、そうとは限りません。
なお、不具合の発生源として未署名ドライバの自動例外登録が外れるというのはそれなりにあるものと考えられます。
また、実は私の手元でも1809にしてから「スリープ後にウインドなどがすべてメイン画面に集まってしまう」という現象が発生しています。GTX1050Ti・最新ドライバで発生し、メインモニタをDVI、サブモニタをDPやHDMIにしていると発生します。
画像出力の起動順序が影響していると考えられますが、私の手元では1803までは発生していませんでしたし、スリープが短時間だと発生しないという感じになっています。
少し事象は異なるのですが、ソフトなどのウインドが表示画面の中に無くなってしまうという不具合も同時期から散見されるようになった気がします。これも根っこは同じトラブルかもしれません。
参考
Windowsで画面外に移動してしまったウィンドウを表示領域内に戻す
Windows10 proに自動アップデートしたら、コントロールパネルのプログラムと機能は動作しなくなりました
回答では「ユーザープロファイルやシステムプロファイルに問題がある状態でアップグレードをしたので、設定が完全に壊れてしまって、正常に動作していません。 」と返されていますが、原因は多岐にわたると考えられます。
先日掲載した記事【WinUp個別】2019/1/20時点の不具合概況とWin10の1809自動Upについて【2019/1/20】でも書いていますが、ファイルやフォルダをホールド/フックするようなソフト、セキュリティーソフトなども原因となります。
記事中の原因となる事項などを再確認してみてくださいね。
widows update 後に wi-fi、Buletooh を全く認識しなくなり、非常に困っています。
ドライバーのロストやデバイスを認識しなくなる事象は、このほか(内部)USB関連のトラブルも比較的多いです。スピーカ、指紋認証やWebカメラなど多岐にわたります。
PC(Windouws10)の動作が遅くなった(ログイン時も数時間程度かかる)
これ非常に多いのではないかと思います。PCの動作が重い場合の大半を占めている可能性さえあります。5年程度前のPCでi5+メモリ8GB程度というまだまだ現役のPCスペックでも極端に動作が重くなってしまいます。
原因を一つ一つつぶしていってもよいのですが、手間や時間を考えると実際上はWin10クリーンインストールの方が良いかと思います。
ただし、もともとWin7/8.1の機種ではドライバの自動例外登録を適用するため「元OSでリストア ⇒ サードパーティーのセキュリティーソフトやWin10対応にアップできないソフトはアンインストール ⇒ Win10にアップグレード」となります。
Cドライブ容量の少ないPCのUPDATE方法を教えてください。
タブレットなどで困る人が多いようです。初期にストレージ32GBのものなどを購入しているケースでは回答にあるリンク先の方法で解決してくださいね。今後購入を考えている方は少なくともストレージ128GB以上のものを選択する方が無難でしょう。
今回の記事は以上です。
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