【日記】Win10は優秀すぎてファイル消失が発生する???【2018/8/1】
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
【ファイル消失】内蔵HDD/SSDで発生する場合の見落としがちな項目【停電時なども危険】でも書いているのですが、これからの時期落雷による停電などが発生する季節です。
皆さんは、雷サージ機能の付いた電源タップや無停電装置をお使いでしょうか?
また、LANケーブルからも同様の危険があり、こちらは無線LANにしておくことで安全になります。
今日の記事は、(無停電装置を導入していない場合に)停電時に備えファイル消失発生を防止するチェックポイントの記事です。
なお、タイトルの「Win10は優秀すぎてファイル消失が発生する???」というのは、Win10をクリーンインストールした場合に「よほど新しく珍しいパーツでない限り、MSの汎用ドライバーで動作してしまう」からです。
これはOSとしては非常に優秀ともいえるのですが、うっかりしてきちんとチップセットなどの基幹ドライバーを適正に導入しないと痛い目にあうケースが出てきます。
LSFを固定していない環境で、ストレージが省電力状態に入っている場合、且MS汎用ドライバーで動作しているケース ⇒ 停電時ではない通常のシャットダウンや再起動時でもストレージが省電力から復帰しない場合がある ⇒ LFSの自動変換が実行されない ⇒ (特に外付けストレージで安全な取り外しを行わなかったのと同じ状態になり)ファイル消失が発生する・・・このようなケースです。
なお、はなはだしい場合内蔵ストレージでも同様の事態が発生し、ファイル消失やパーティション丸ごとの消失が発生します。
チップセットドライバーなどの基幹ドライバは、必ず適正に導入しておいてくださいね。
- ストレージの書き込みキャッシュを無効にしている
- LFSは1.1に固定している
- 高速スタートアップは無効にしている
さらに
- Intelプロセッサの省電力に対応済みの電源になっている
- チップセットなどの基幹ドライバーはきちんと入っている
- (特にLFSを固定していない場合は)ストレージの省電力は無効にしている
夏の雷雨に備えて、最低限ここまでは実行しておいてくださいね。
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