【お知らせ】重要【やはり危険?】高速スタートアップとFast Boot 【2024/2/19】に注意事項追加【2024/2/26】
この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
追加した注意事項とお詫び
「 【やはり危険?】高速スタートアップとFast Boot 【2024/2/19】 」の記事に「重要な注意事項」を追記しました。
申し訳ないことに、「 無署名(新基準の署名がない)ドライバーの自動例外登録 」が適用されているケースを失念していたために注意事項を記載し忘れたものです。
ご迷惑をおかけした方がいらっしゃいましたら、平に謝罪申し上げます。
ご容赦、ご寛容賜りますようお願い申し上げます。
【やはり危険?】高速スタートアップとFast Boot 【2024/2/19】
重要な注意事項
この記事の設定変更事項の中で「CSMとセキュアブートの組み合わせに注意・・・更にAUTOは利用せず、手動で確実に設定する」となるPCは下記の条件を満たすPCとなります。
なお、古め(Win8.1対応以前)のパーツを利用している・MBRインストールである・Win8.1より前のOSからアップグレードを繰り返している方は下部の注意事項を参照してくださいね。
CSMとセキュアブート設定の固定対象となるPC
・Windows10以降のOS(1903)以降にクリーンインストールされていることが望ましい)であること。
・Win8.1よりも前のOSからアップグレードを繰り返していないこと
・OSインストールがUEFI形式であること
・古め(Win8.1対応以前)のパーツを利用している(MS新基準のドライバー署名がないパーツやソフトウエアを利用している場合となります)
・M-2接続のSSDを利用している場合は、M/BにM-2用のスロットが搭載されていること。(PCIeの増設ボード利用でM-2 SSDをシステムドライブにしていいる場合はおすすめしません) ⇒ 適正なドライバーが導入されていない場合にシステムドライブを見失い、OSが起動しなくなる場合があります。ただし、OSが破損しなくなったりするのではありませんので、BIOS設定をもとに戻せば通常に起動します。
この三点を満たしていればほぼ問題はありません。
CSMとセキュアブート設定はそのまま(手動固定ではなく自動のまま)にしておいたほうが無難なPC
・古め(Win8.1対応以前)のパーツを利用しているPC
・UEFIインストールではなく、MBRインストールであるPC
・Win8.1より前のOSからアップグレードを繰り返しているPC
実はこのようなPCでは、CSM有効とセキュアブート無効の組み合わせでない場合は起動しません。
1つ目の理由は、どういう訳かWin10のOSかつWin7時代からアップグレードを繰り返しているPCの中に稀に当該しないものがあるみたいなためです。
2つ目の理由は、Win10(1903)以降のOSでドライバー署名が厳格になったことです。基本的にMS新基準のドライバー署名がないパーツやソフトウエアは動作しなくなりました。
それでは困るという人もいますので、OSのアップグレードを繰り返している方の後方互換性を担保するために「 無署名(新基準の署名がない)ドライバーの自動例外登録 」という仕組みが作られました。
この仕組みで「OSアップグレード前に利用していたパーツのドライバー」は、無署名でも利用でき、パーツが正常に動作するという仕組みにしたのです。
CSMとセキュアブート設定を変更すると無署名(新基準の署名がない)ドライバーの自動例外登録が全く無効になってしまうことや、一部無効になってしまうことがあるようですので、対象になると思う方はCSMとセキュアブート設定の箇所は変更しないでくださいね。